末広町の散策(マニア編1)

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函館船具合資会社と古建築物。

本日ハコダテ150+の「スタッフ日記」にこの頃恒例となった散策録を投稿したが、ここではマニアチック過ぎて掲載しなかった(後編もあるので、掲載しないであろう)建物写真を紹介する。
まず最初に上の写真。何ともない建物写真に見えるが、関根要太郎研究室@はこだてによると、左の会社は近くにある高田印刷(旧金森回生堂、金森グループの一店舗)と同時期に建てられたのではないかというものらしい。(その記述はコメント欄にある。私とのコメントのやりとりの中)もし、そうだとしたらこの建物は大正時代のものだということになる。因みにここの2階には同級生が住んでおり、今度会えたら是非確認してみたいと思っている。
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はせストの裏側。ここは昔ある会社の倉庫だった記憶があるが、ご覧のように蔦が覆っている。そして連鎖するように裏側の建物(北方歴史資料館)も蔦で覆われている。
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函館ビアホール裏にある駐車場から撮影。蕎麦だいにんぐCOCOLOの看板と函館海産商同業協同組合(関根要太郎設計)の建物が見事にマッチしている。
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十字街の隆盛の面影を残す建物群。手前(切れている建物)から竹田洋品店、2棟続けて本郷計測機、大二物産(旧金森三星堂)と続く。旧金森三星堂は、150+の記事で金森三星屋商店となっている看板を紹介した。どのようないきさつでそうなったかを今後機会があったら調査したい。
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十字街の浜崎質店の屋根部分。あまりに見事な彫刻模様と屋根支えの造り方だ。

このマニア編、多分明日も続くと思う。
by jhm-in-hakodate | 2010-06-24 00:17 | 函館の街並・建物 | Trackback | Comments(5)
Commented by midy at 2010-06-24 15:07 x
ハコダテ150+に投稿されている写真にもないのですが、電車通りに面した「十字屋食品」さんとその横の「乾物屋」さんは今はどうなっていますか?
十字屋さんはトラピスト商品は勿論ですが、自家焙煎の珈琲豆が大変美味しいんです。
以前は帰省するたびに買いに寄ったものです。新しい豆を試したい時は半ば強引に試飲させてもらったりと厚かましい客でした。
かってはトラピスト製品、特にバターはこの店に予約しなければ買えなかったんですよ。
お隣の乾物屋さん、買うことはほとんどなかったのですが、スーパーでは手に入らない食材がいっぱいあって楽しい店頭でした。
マジでこの店を起爆剤に十字街の町起こしが出来ないか?って考えてた時期もありました。
Commented by jhm-in-hakodate at 2010-06-25 00:17
十字屋食品さんを通らないコースを辿ってしまいました。別の機会に撮影してアップしますね。
私もいつか撮ろうとして後回しになってしまっている「撮りたいもの」がたくさんありますが、十字屋食品さんもそのひとつでした。
midy さんに指摘されたのをいい機会にして(笑)、今度近くを撮影に行った時は必ず撮って様子もリポートしたいと思います。
店舗はまだ営業しています。
Commented at 2010-10-05 17:08 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by jhm-in-hakodate at 2010-10-06 23:47
市内在住の鍵コメント様、中学時代よく文化祭や予餞会でギターを弾き歌っていた者です。
よろしければ、再び非公開コメントにてご連絡先を記していただければ、こちらから連絡させていただきます。よろしくお願いします。
Commented at 2010-11-30 17:14 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。