船見町の火事

a0158797_121908.jpg
昨日自宅近くで起きた火事。

昨日、午後1時頃、休日で自宅におり、そろそろ出掛けようかとしていた矢先、近くで消防車のサイレンが聞こえた。近くなのかな、と思い、音がする方向の窓に近づくと、窓を開けていないにも拘らず、火事独特の木が燃えている臭いがした。
すぐさま、窓を開けて外を見ると、(自宅から見たら)煙が出ているのは山背泊の方角だった。それも、そんなに遠くはない距離に感じた。そこで早速カメラを持って火災現場に向かった。

a0158797_12284773.jpg

入舟漁港に出ると、現場は山背泊ではなく、一段高い外人墓地の港側の通りであることがわかった。それも、より漁港寄りの長屋が並んでいる地帯であった。

a0158797_12332475.jpg

私は山背泊から高龍寺に通じる、映画「海炭市叙景」で竹原ピストル氏が通勤路として利用していた階段を上り、現場に近づいた。

a0158797_1241683.jpg

現場付近は、昔ながらの長屋地帯のすぐ近くであった。延焼したらあっという間に被害が広がる。だが、幸いなことに昨日は風も弱く、穏やかな天候であったため、大きな被害にはならなかった。

20代前半の若い時、私が住んでいたアパートの隣のアパートが火事になったことがある。2階から出火したのと、火災の規模が小さかったため、私が住んでいた建物には被害がなかったが、1階に住んでいた女性を駆けつけた近隣の人と一緒に窓から救出した時、この人のこれから住む家がなくなるのではないか、と考えた。
当時、まだ若かった私は、困ったら実家に帰ればいいと安易に考えていたが、歳を重ね社会のことを少しくらいは知った時、火事は一瞬にしてその人の作り上げてきた「営み」を全て奪い去る恐ろしいことだとわかった。
住む家がなくなり、帰ることができる場所がある人はまだいい。帰る家がない、あっても帰れない人はどうしたらいいのだろう?大規模災害の時は避難所や仮設住宅を行政が用意してくれるが、小さな火災では個人で対処しなければならない。

保険で対応できると思うかもしれないが、賃貸の場合、家主が賃借人の避難費用まで賄う保険に加入しているとは限らない。せいぜい建物の修復・建替を賄う程度の可能性が高い。
火事はよく発生することなので、感覚的には慣れてしまっているかもしれないが、被害に会い、途方に暮れる人や自分の姿を想像したら、絶対に起こしてはいけない「人災」であると思う。別に今回の出火元の人のことを責めるわけではない。いつだって自分がその立場にならないという保障があるわけではないのだから。ただ、そうならないように気を付けるのみである。


いつもお読みいただきありがとうございます。どうか二つのクリックお願いします。(笑)
人気ブログランキングへ にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 函館情報へ

函館愛ポストカード、ハコダテ150ショップで販売中 ⇒ こちら
函館写真、弥生町のみかづき工房で販売中 ⇒ こちら

*下のコメント欄を使って、皆様のご意見・考えを自由に述べていただきたくお願い申し上げます。読者様同士での議論も大歓迎です  
by jhm-in-hakodate | 2012-03-01 13:10 | 函館で出会ったもの | Trackback | Comments(1)
トラックバックURL : http://jhm1998.exblog.jp/tb/14775446
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by ringo at 2012-03-04 15:13 x
この火事は職場のすぐそばだったので、怖かったです。
消防車が何十台も来て、2時間は通行止めで、大変でしたよね。
万が一延焼したら避難させなければいけないと思い、見に行くと、ものすごい煙でしたね。
あの付近は古い家が多いので、火災が発生すると一気に燃え広がりそうで怖いです。
お年寄りも多いので、年に何回か、地域ぐるみでの避難訓練があるといいと思いますね。