同世代に告ぐ
人間50代に入ると子育ての目途もつき、また、仕事のゴールも見えてきて、今まで辛抱していたやりたかったことや、欲しかったものに関心を持ち始めるかもしれない。
また、振り返ることなど考えもしなかった過去を見つめ直したりするかもしれない。
今まで頑張ってきた自分のために、ご褒美を何にするか考えているかもしれない。そうだ、みんな頑張ってきた。
金を残した者もいるかもしれない。地位を残した者もいるかもしれない。
みんな一生懸命やってきた。
だが、ここで少し考えてほしい。その結果としての世の中はどうなったのだろうか?
経済の回復と謳って、結局薬漬けの政策をとるしかない、目先のことしか考えられない世の中を、私たちは作ってしまった。
どんなに金を貯めようが、どんなに個人として評価されようが、結局私たちの生きてきた足跡とはそのようなものだったのだ。
誰の責任でもない、私たち、そして私たちより先に生きてきた人間たちの責任だ。
このような混沌とした世の中を残したまま、私たちは死んで行くだけなのだろうか?自分の子供や孫にそれらを預けて死を待つだけなのだろうか?若者が夢を見れる世の中を残せたのだろうか?
もう一度、頑張ってみないか。次の世代にバトンタッチできる何かの道筋を作って老いを迎えないか。
それが私たちの最後の責任だと、私は思う。
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