水という命、樹という命、光という命

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ある人が、母親にこう言われたそうだ。
「死ぬまでの間に一度でもいいから、おいらせを観に行ってごらん」

その意味がわかったような気がした。

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ここには「生命」が宿っていると強く感じることができる。

途絶えるのを拒否しようとする生命力、朽ちて行く命、それが別のものに与える命。

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きれいという言葉ではない。それとはちょっと違う。自然という掟の中で生きて行く姿がそこにはある。

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木々たちは、川によってできたわずかな空の隙間に向かって自らの姿を変え、光を求めて行く。

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水もまた変幻自在に姿を変え、光によって空に向かい、また元の姿に戻る。

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それらは共存している。私たちは共存を拒否して生き延びてきた。
どちらが本当の生命力を有しているのだろうか?

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今言えるのは、おいらせではとてつもない生命力を感じた。それだけだ。




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by jhm-in-hakodate | 2014-09-05 00:04 | その他雑感 | Trackback | Comments(0)