津軽平野と岩木山としじみラーメンと弘前リンゴ

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斜陽館を後にした私は、北上し十三湖に向かった。目的はしじみラーメンの元祖の店で昼食を採ること。
途中、その街なりの過去の姿が見える小さな町を通過した。通り沿いにかなりの割合で塀で囲み昔ながらの豪奢な邸宅が集まっているところもあった。(写真は岩木山)

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そして十三湖に到着。十三湖は北海道の有名な湖に比べて特別な景観を有しているという感じはしなかったが、ともかく広い、それが率直な感想だ。

だが、この湖は海とつながっているため、しじみが名物となっている。そして、青森で有名な食べ物の中にしじみラーメンというものがあるが、そのしじみラーメンの元祖となる店に到着した。

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一見、普通のドライブインのようだが民宿も兼ねているようだ。店名は「和歌山」

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そして元祖しじみラーメン。
初めて食べ見た感想は、非常にあっさりしているということ。変な調味料は使わず、できるだけしじみが醸し出す味を中心としたスープとなっていた。面は細麺。北海道の太麺に慣れている私には、そばを食べているような触感に近かったが、逆に北海道のラーメンのスープは濃厚であるため、どんなに美味しくても最後まで飲み干せないのだが、このラーメン、何の無理もなくスープを飲み干せた。
それほどあっさりしている。
あちこちにしじみラーメンをメニューとしているお店があるが、まずは元祖を食べみたかった。

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余談だが、私が使用したレンタカーのナンバーが5555だった。自家用車ではナンバー選択をしないため、ぞろ目というものは初体験であった。だから運転にどう関わるかといえば、全く関係なかった(笑)

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今度は岩木山に向かって南下した。津軽平野は収穫が終わっていた。

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より近付いた岩木山。
神々しい姿をしている。

その地方地方で神が宿る山として地元の人に愛される山がある。そして、その山の麓には必ず何かが与えられているル北海道のシンボル的山の羊蹄山に豊潤な農地が、函館山の文人には独特の文化が、そして岩木山の麓にはリンゴがあった。

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岩木山の麓を走ると。ご覧のような果樹園がたくさんある。もちろんほんどとはリンゴだが、青い空を背景に枝からぶら下がっている赤いリンゴは、美しかった。スーパーなどで見るよりもはるかに美しかった。
食べ物というよりひとつの芸術作品といってもおかしくないようなものだった。

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今回の記事のコースは、地味にも思われるかもしれなかいが、とても楽しかった。
私たちは生き物を相手に営みをもっているのだ。そんな考えが、青い空の向こうから誰かが教えてくれたような気がした。

そう、自然は命だ。その命が凝縮されて存在していめ場所が奥入瀬だ。
翌日は「命」に会いに行くのだ。



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by jhm-in-hakodate | 2015-10-14 01:36 | | Trackback | Comments(0)