初雪とくもったガラス

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函館に初雪が降りました。
しんしんとではなく、強めの風に吹かれて、車のフロントガラスにクラッシュするような雪でした。
でも、例年のことですが、初雪は積もることなくあっという間に融けてしまいました。

ところが、雪が降ると、何故か寒さをいつも以上に感じるものです。
そんな時、室内の暖房でくもったガラス窓のカフェで温かい珈琲を飲むと、ホッとするのです。

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窓ガラスはくもっていなければならないのです。
エアコンや最新の換気システムでくもらないガラスだと、どうしてか暖まった気にならないのです。

きっと、若かった頃、まだ車もなく、雪道を白い息を吐きながら歩いてやっと着いた喫茶店の窓ガラスがくもっていたからなのでしょうか。喫茶店のストーブの近くの席に座り、温かい珈琲を飲み、ふと窓を見ると、白い半透明のフレームの中を厚いコートを着た人たちが行き交う映像を目にする。

窓が全て白くなったら、どこか部分を手でなぞる。するとガラスは水のレンズに早変わりし、歪んだ外の風景を見せてくれる。それが北海道の「暖かい冬」だ。

でも、そんなくもったガラス窓で冬の暖かさを感じる人の年代は今何歳くらいまでなのだろうか?
いつか、ただ物理的な温度だけで温かさを感じるのが当たり前という世代が圧倒的に多くなるだろう。

情緒というものは快適というものと引き換えにどんどん薄れていくのだろうか?




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by jhm-in-hakodate | 2015-11-24 23:03 | 函館で出会ったもの | Trackback | Comments(0)
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