函館の古建築物、再び

a0158797_2245310.jpg

私がこのブログに古建築物のある風景を掲載しなくなって久しい。
リノベーションした建物を紹介する記事は時折書き、写真の載せた。だが、それ以外の函館ならではの古建築物の写真を撮ることが大幅に少なくなった。

どうしてなのか?

それは自分でも薄々わかっていた。
古建築物に関心が無くなったわけではない。函館に関心が無くなってきたのだった。
だから、函館を象徴する古建築物の数々を見ても、レンズを向けようとはしなかった。そう、大多数の函館市民が古建築物に目を向けようとしないように。ただ単なる函館に住む生活者となっていた。

函館の良さを知らない、あるいは知っていても何もしない市民に辟易していた。函館に戻って来た頃に輝いて見えた素晴らしき明治・大正・昭和初期の建物も、知らぬうちに単なる通勤途中に流れる視界に入る風景になっていた。

だから、他の街に目が向いた。旅をすることが多くなった。
だが、やはり函館に帰ってくる。ただ単に仕事や生活の拠点があるからだけではなかった。

「これから函館(西部地区)を捨てて他の街に移れるか?」
答はNOだった。

a0158797_22394199.jpg

もう一度函館を見直そう。昨年の暮れあたりからそう思うようになった。

以前知り合ったドイツ人に私のブログを見てもらった時、彼が注目したのは私が撮った古建築物の写真だった。私のブログを長年にわたってご覧になっていただいている方から、「古建築物地図」シリーズを本にしたらどうかという提案を受けた。

そうか、やはり私は古建築物を撮らなければならないのか。
正直言ってそれをやったからといって何の得もない。金にもならない。生活は相変わらず苦しいままだ。
そうしているうちに体調にも変化が現れて来た。以前のように精力的に街を歩いて写真を撮りまくる体力・気力が失せて来た。

自分の体・生活の方が大切になっていた。いくら発信しても、街が大きく変わるわけではない。相変わらず、ノミネートしている日本ブログ村の上位ランクにはグルメやペットもののブログが定着している。
そう、街のことなどどうでもいいのだ。日々の生活を楽しむことができるのなら街などどうなってもいいのだ。残念ながら、函館という街は、内部的要素がそのように出来ている。

だが、今年は函館の魅力を再び発信したいと思う。西部地区から離れることのできない人間が撮る写真、それを再びこのブログに載せてみたいと思った。
何度も言うが、体調が優れない中、そのように動き回り写真で記録していくのはけっこう大変だ。普段は仕事をしている。撮影するのは、本来体を癒すべき休日に行うしかない。

まぁ、どれだけできるかわかりませんが、雪が融けたら、「古建築物地図」シリーズを再開してみたいと思います。何かを主張するつもりはない。淡々と撮って行くだけに専念する。

きっと、それだけでも、論議をするだけの方々より、目もくれない人たちよりはまだましなことができるかもしれない。

今回の写真、上は「古建築物地図」シリーズで撮った旧松橋商店、下はリニューアル(復元)後の松橋商店である。
それが完成する前に、自分の体や生活が崩壊していないことを祈るのみである。
2013年の杼木のようなハイペースでは掲載はしないであろう。

だが、春から動こうと、この寒い部屋の中で誓っている次第です。




いつもお読みいただきありがとうございます。
どうか二つのクリックお願いします。(笑)
人気ブログランキングへ にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 函館情報へ
にほんブログ村
by jhm-in-hakodate | 2016-01-08 23:10 | 函館の街並・建物 | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : http://jhm1998.exblog.jp/tb/22109492
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented at 2016-01-09 22:09 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by jhm-in-hakodate at 2016-01-09 23:23
鍵コメント様、どうぞお気になさらずに。
記録もカメラマンの役目のひとつだと思っていますので(笑)