やっとわかった、函館にはインド料理がなかった

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5月2日の北海道新聞の道南向け地域情報版「みなみ風」でやっとわかったことがある。
その「みなみ風」の1面(上の写真)には、小見出しで「ネパール人らがシェフを務める本場カレーの店が、函館や近郊に続々登場している。ネパールやインドで愛されるスパイシーなカレーを提供。日本人の胃袋を魅了する。・・・・・・・」とある。

私は過去何度かカレーのことについて書いてきたのだが、どうもしっくりきていなかったことがあった。
そのことをお話しする前に、もう一度カレーについて整理してみよう。
まず、カレーと言っても3種類あって、イギリスがインドから持ち帰って独自の料理法で作ったカレー(函館で代表的なのが五島軒のカレー)と、札幌の地下鉄北18条付近が発祥とされるスープカレー、そしてインド料理。このように分けていたのだが、そのインド料理の中でも北インド料理と南インド料理に分かれている。自分はずっとそう思っていました。しかし、函館でそのインド料理を食べても、どうも私が思う北インド・南インドのどちらの味とは違ったものが多かった。

「みなみ風」によると、函館で開業されている「インド料理店」のほとんどが、ネパールの「インド料理店」だったのだ。つまり、北インド・南インド料理の他にネパールインド料理があったということだ。
何だ、そんなことも知らなかったのか、と言われそうだが、少しだけ言い訳をしますと、私が30年以上前から札幌などで食べていたインド料理は北インド料理だったため、ネパールインド料理という存在を知らなかったのです。
もっとわかりやすく言うと、私が食べていたのは、インド人が作ったインド料理だったということで、たまたまネパール人が作ったインド料理を食べていなかったということになります。それが私にとって最もしっくりこなかった原因だったのでした。

「みなみ風」の記事を読むと、ほとんどがネパールインドカレーで、ネパール人でいわゆる「北インド料理」を作っているのが「HOT POT」であったことがわかった。ということは、函館で広がったインド料理とは、ネパールインド料理であったということになる。しかし、私の知っている限りにおいては、「日本人の胃袋を魅了」し、インド料理を日本に広めたのは北インド料理であって、決してネパールインド料理ではない。おそらく30年以上前からインド料理を食べて来た人は異論をはさまないであろう。
そのために私はどこか違和感をもったのだろうと思う。

これらのことをまとめると、日本にインド料理として認知され、全国で広がったインド人が作る「インド料理(北)」は、函館には一部にしかなく、函館において広がったのはネパール料理であり、函館市民の「インド料理」の味覚のベースとなっている、ということだ。
これで、今回の記事のタイトルの意味がお分かりになれましたでしょうか?

まぁ、味の好みは人それぞれですので、自分が好きだと思えばそれでいいのですが、やっぱり私は、慣れ親しんだ(北)インド料理を食べ比べしたいと思ったら、札幌に行くしかないと思っています。札幌にはインド人が作ったインド料理を食べることができるお店がいくつもあります。もちろん東京にはもっとたくさんあるでしょう。

その中で、今まで食べた中で最も美味しかったのが、北南インド両方を食べ比べできる札幌円山の「ジャド・プール」であります。これからも機会があればインド料理をあちこちで食べてみたいと思っていますが、こんなにインド料理の奥が深いとは、まだまだ私は修業が足りません。



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by jhm-in-hakodate | 2016-05-03 23:42 | 函館の現状について | Trackback | Comments(0)
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