たまには真面目な話を
本日天皇陛下が「お気持ち」を述べられた。
これは意図的なのか偶然なのかわからないが、広島長崎の原爆投下の日と終戦記念日の、私たち日本人にとって「平和」について深く考えなければならない期間に発表されたわけです。
その「お気持ち」の話の内容についてですが、何度も天皇は国民の「象徴」という言葉を使っていらっしゃいました。それは、以前「戦争しか知らずに育った」という苦いと、戦争に天皇が利用されていたという事実をずっと見て来たからなのでしょう。
国民の象徴としての仕事を全うするということは、平和に寄与するとの強い意思表示であり、それが安定的に継続することを願うということは、戦争のない平和な世界を望んでいる以外に考えることができません。
そして、そのために天皇は自らの体に鞭を打ち、被災地訪問などを繰り返されたのだろうと考えます。
そして、もう少し気にかかるのが、政府が改憲で、「天皇は国民の象徴でともに、国家の「元首」でもあるという改憲草案を持っている可能性があるのではないかとうことです.
平成天皇はあくまで政治的関与をせず、ですが、「平和の心」を国民の総意として、それを表現する行動を繰り替えてきました。決して上から目線ではなく、「ともに存在する一国民」として何ができるかを考えて公務を全うされていたのと思います。
そういう意味での「国民の象徴」というこうでは素晴らしいものがあると思いますし、結果的に父親の昭和天皇のの名が政治利用されていたことに疑問を持った上での今回の発言ではないか、そんな風に考える次第です
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