小樽の海とカフェと
先日札幌に行き、近代美術館でポーラ美術館コレクション展を拝見した後、小樽に行った。
時々札幌で会う友人が海を見たい、と言ったからだ。
私はいつも海の傍にいるが、友人は内陸で生まれ育ち、札幌というコロシアムの中で暮らしていたから海を見ることが少なかったようだ。
友人はとても楽しそうにスマホで写真を撮っていた。そういう喜んでいる姿を見たら、私は少しくらいはいいことをしてあげれたのかもしれない、と思った。
小樽の海は藍と碧と光と懐かしさが入り混じった色をしていた。
そうだ、こんな夏を30年くらい前まではいつも過ごしていたんだ。
忘れていた夏の感触が甦ってきた。
そうだ、あれは夏だったんだ。
小樽は、忘れかけていた素朴な喜びを思い出させてくれる。
<撮影地>小樽マリーナ、蘭島海岸、Cafe White
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