私が函館のことを話さなくなった理由

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このブログを昔からご覧になっていただいている方は気付いていると思いますが、私はここしばらく函館のことについて話すことを控えていました。それどころか、函館の写真を撮る数も滅法少なくなりました。
もう函館のことはどうでもいいと思っているのではないか、函館のあるべき姿という理想を諦めたのではないか、まぁ色々なことを推測できると思いますし、それ以前に、こんなブログはもうつまらないと思って既にご覧にならなくなった方もいるのではないかと思います。それはそれで受け入れるべき事実と思っていますし、そうなっても仕方ないとも思っています。

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ですが、まぁ懲りずにずっとブログを更新しているのは、ある意味があります。それを話すのは恐らくこのブログをやめようと決めた時であると思います。それまでは、核心の話はしないでおこうと考えています。まぁ、かと言って実際に話したところで「何だもったいぶって結局くだらない内容ではないか」と思う方もいらっしゃるかもしれませんし、事実としてそんな大層なものでもないかもしれません。

ただ、ひとつだけ申し上げますと、このブログを始めた時から目指していもの(と言えばまた大袈裟になってしまいますが)は、世界の人々が見ても何かを感じてもらえるもの。そこまでの力はなくても、函館地方の方に限らず全国の方の誰かが何かのきっかけでこのブログをご覧になった時にちょっと関心を持つ、それは、例えば色々なお店を紹介して「カタログ的」に便利なものではなく、文章の底に潜んでいる何かを感じてもらえるようなものを表現できたらいいなという願望を持って続けてまいりました。
それは今も変わりがありません。常に「会ったことも見たこともない人」を頭の中に入れて、決して仲間内を満足させるためのものではなく、薄っぺらい「函館LOVE」みたいなものを発信するわけではなく、耳触りの良い言葉を選ぶわけでもなく、常にその時の自分に正直に自分なりに「函館に住んでいるある人間が考え感じていること」を発信してまいりました。

それを以前は直接的な表現で話してまいりましたが、ある時期あたりから控えようと考えたわけであります。ひとつには、直接的に話すことはもう既にやっているのだから何度も同じことを言っても、話している自分自身が嫌になってしまうからであります。書いている本人が嫌であれば、読んでいる方はもっと嫌になると思います。
もうひとつは、私の文章力の無さが原因なのかもしれませんが、前述したような「底に潜んでいるもの」を読み取っていただけなくて、全く別の方向で解釈されることが多々あったからであります。

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また、正直な気持ちとして、函館ばかりに目をやってばかりいると、どんどん小さくある範囲の中でしか考えれなくなる自分を感じるようになりました。
函館はとても魅力的な街です。ですが、やはり日本という国のある一部の地方しか過ぎないし、世界から見るとほんの小さな、たぶん世界の人口と比べるとかなり少ない割合の人しか訪れることのない街であるのではないかと思っております。
それを痛切に感じたのは、自分が旅をした時、あるいは外国の方と話した時、または、外国を旅した方から話を聞いた時であります。そのような規模で考えると、函館のことをあれこれ話しても結局内側に向かっているだけなのではないかと思うようになったのです。

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実際、先日旅した仙台も魅力的な街でありました。青森も面白いところがたくさんあります。以前住んでいた新潟も、そこに住んでいる方々はとても素敵な人たちばかりでした。大阪もとても面白そうです。どっぷりと大阪に浸かってみたくなります。京都は言うまでもなくやっぱり京都です。長野の山奥にある意味での「日本」を見ました。
そう、函館はそんな広い日本のひとつの街にしか過ぎないのです。でも、訪れてみたら何とも言えない魅力を感じる街でもあるのではないかとも思っています。

では、函館の魅力とは何だろう?それはきっと底に流れている、言葉だけでは表せない何かであろうと思います。その「底」は函館市民も近付いてみなければわからないものです。底を見ようとしない(あるいはその機会のない)市民は、それに気付かずにどこにでもあるような「便利な」ものに走ってしまいます。
そこで何が自分にできるか?それを無理矢理言葉で表現しようとするとどこかで限度が来てしまう。そんなことをやっているうちに「底」はどんどん薄くなってしまう。

だから直接的な言葉で話すことを控えるようにしたのです。

これだけで私が言いたい意味をわかっていただければとてもありがたいのですが、恐らくわからない方の方が多いのではないかと思います(笑)
ですが、結局どの世界でも、どの分野でも、最終的には結果が伴うかどうかが重要なのでありますので、私はその結果に向かってただ自分なりにできることをやって行くだけであります。そのようなことで、これからも「読んでもつまらない、便利ではない」記事を毎日アップする予定であります。




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by jhm-in-hakodate | 2016-11-01 00:59 | 函館の現状について | Trackback | Comments(0)
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