<   2012年 01月 ( 35 )   > この月の画像一覧

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国道227号線にて。

今日は午前中が快晴で、昼過ぎに吹雪き、夕方になるときれいな夕陽が顔を出す、といった目まぐるしい天候でした。たまたま仕事で遠方に走ったのですが、運転の休憩時に撮ったそれぞれの風景をご覧ください。
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以上、国道227号線にて。
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以上、昭和公園にて。

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今日の夕陽。市内某所で撮影。RAW画像で撮影後JPEGに変換。

昨日、中心市街地活性化のための事業提案についての、自分なりの意見を述べた。そこで強調したのが、「イオン」あるいは「大規模店舗」というキーワードであったが、誤解を招くといけないので、もう一度整理して補足をする。

まず、中心市街地に進出するものは、必ずしもイオンでなくてはならないということではない。文中でも記したが、「イオンのようなもの」、つまり多種多様の店舗が入居する複合商業施設という意味であって、企業を特定しているわけではない。できれば、地元法人が起業してほしいと願っている。実際札幌・苫小牧・新潟県上越などで、イオン・ジャスコを利用したが、特別に食料品が安いわけでもない。トップバリュー製品のポテトチップは好きだが、食品購入がどうしてもイオンでなければならないという程の魅力はなかった。ただ商品の陳列などは、他にはないような整った見せ方をしており、それは好印象を持ったし、買物をするという作業をスムーズにさせてくれた。

だが、最も決定的に違うのは、やはり入居店舗数だろう。それも、同じ種類の商品販売店でも、何店もある中から選択できるため、「そこに行けば、何かが見つかるかもしれない」という期待を持たせてくれるのが魅力であった。
例えば、婦人服でも、イオン直営衣服コーナーと専門店10店でもあれば、「服を探しに行くついでに、食料品も買って帰ろう」という動機付けができる、ということだ。10店も見て回ったら、さすがに疲れる。服を見比べるという目的が達成されたら、わざわざ車で移動して別の所で食料品を買おうとは思わない。だから、施設内の食料品売場で買って帰る。これが、施設内の相乗効果のひとつだ。

これは、地元企業でもできることだ。函館市民が「イオン」という名前がつく施設がどうしても欲しいというのなら話は別だが、仮にそうだとしても、それ以上のものを作ってしまえばいいのだ。言うのは簡単と思うかもしれないが、実際に函館にもそのような実例があるではないか。それは「ラッキーピエロ」だ。説明の必要もないだろう。マクドナルドやモスバーガーを凌駕しているのは誰の目にも明らかである。

地方の独自性がそのままその地方の魅力となる。商品も然りだ。観光用土産のお菓子を例に挙げてみよう。札幌には「白い恋人」や「札幌タイムズスクエア」のような、定番中の定番とわかっていても、長年にわたって売れ続けているお菓子がある。帯広には六華亭と柳月という優れた菓子製造メーカーがある。そして函館には?観光客が迷わず買うお菓子は残念ながら見当たらない。

ラッキーピエロとお菓子業界という相反する実例をあげたが、この違いは何だろうか?それは、競争相手が全国チェーンと、市内だけという違いではないかと想像する。だから、できないことではない。独自性を持ったものを作ればいいのだ。
だが、中心市街地活性化の素案の概要を見る限りでは、まとまりのない、今までどおりの「あっちを立て、こっちを立て」の寄せ集めのような気がしてならない。前記事でも述べたが、しがらみは大きな目で見ると、足手まといにはなっても、決してプラスには転じない。

そう考えると、函館はやはり、相馬哲平のような絶対的な個人プレーがなければ何もできないのかとも思えてくる。そんなことはない、日本で初めて住民が共同で市民公園を作った街ではないか。公共というキーワードでどれだけ全体が動けるか、それを試されているだけだ。
利害関係だけで物事を進めようとしたら、いずれ共倒れになるのは誰にでもわかることだろう。そういう意味で、協議会が今後、より整合性と統一したビジョンで改定案を出されることを願ってやまない。


*今回は、大規模店舗と独自性に関して記述したが、いずれ、地域全体の課題についても述べるつもりでいる。



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弁天町にある蔵。

本日の北海道新聞函館版に、「中心街活性化に43事業」という見出しの記事が掲載されていた。その記事を読み、朝から溜息が出た。「回転木馬のデッドヒート」のような議論をしたのだろう、と想像してしまった。新しく造った神輿が、実は50年前と形も古さも全く同じものだった、と思わざるをえない内容だった。

活性化案の各項目の詳細が、報道ではわからないため、個々の素案そのものに対しての発言をすることをためらってしまうが、記事を読んだ限りでは、どうも素案が的を得ていない気がしてならない。
特に新事業が集中する「駅前・大門地区」については、いったいどんな街にしたいの?という疑問がすぐに浮かんだ。この素案を読んでも、どんな街ができるのか全くイメージができない。

ただ、基本方針のなかで「中心市街地への居住促進」は、以前私が本ブログで提唱したものと合致する。駅前・大門は商業施設が共存する住宅街となるのがベストだと思う。だが、そのために必要なものは何かというと、「イオン」なのだ。
正確に言うと、イオンと同じ機能を持つ商業施設ということになる。それはどのようなものか?簡単だ。そこに行くと、必要な買物のほとんどができる施設であるということだ。

現在の昭和・石川・美原地区を見れば説明は要らないだろう。人はそのような環境を必要としているのだ。だから、昭和タウンプラザのような複数商業店舗の集合体に人は集まる。もちろん、どんな店舗が入るかにもよるが、一度に色々な買物ができる場所を、人は望んでいるのだ。
イオンはそれを持ち合わせている。その機能を駅前・大門地区に作ることが、住宅街として街の再構築を実施する上で必要不可欠となる。お茶を濁す程度の施設では、一時的な盛り上がりだけで終わってしまう可能性が高い。きちんとリサーチして、店舗選択と店舗設計を行えば不可能ではない。

では、どこに建てたらいいのかということになるが、言うまでもなく、大門・高砂通りにある広大な空地が対象となる。イオンに比べて敷地が狭いのでは?と思われる方もいるかもしれない。だが、私が以前住んでいたアパートのすぐ近くにあったサティは(確か)6階建であった。イオンのような平面的に拡がる建築物である必要はない。逆にその方がいい場合がある。それは、ワンフロアーでの歩行が少なくて済むからだ。
苫小牧に住んでいた時、イオンを頻繁には利用しなかった。理由は、家から遠い場所にあることと、もうひとつは、店内が広すぎて、入居してある色々な店舗を巡ろうという気持ちになれなかったからだ。特に、高齢者比率の高い函館においては、高齢者と一緒に楽しく買物を、というのは困難になる。その点、縦に伸びると、必然的にエスカレーターを利用することになり、歩行距離はずっと縮まる。嘘だと思ったら、一週間苫小牧に宿泊して、毎日イオンに行ってみるといい。最初は物珍しく全店見て回るが、そのうち億劫になり、結局日用品はできるだけ近くの「一ヶ所で買物を済ますことのできる施設」を利用することになる。私たち夫婦が多く利用したのは、イトーヨーカドーか長崎屋であった。

だが、苫小牧の場合、イオンがある場所は市内で住宅地化が急速に進んでいた地域であったため、人は多数イオンを訪れていた。そして、駅近くにあったイトーヨーカドーは1年前に閉店した。なぜだろうか?街に中での人の日常的に動く範囲もあるだろうが、決定的に違ったのは、入居店舗数・種類と飲食店の数であった。
イオンは、食事・休憩を挟んで何時間でもそこで遊ぶことのできる施設を有していた。だが、イトーヨーカドーにはそれがなかった。先程述べたサティにも、何時間も遊ぶことができる施設があった。そこがポイントだ。
大きな商業施設の周辺には、(店舗設計・入居店舗を間違わなければ)その近くに人は集まる。それを念頭に置かなければ、どんな計画を立てようが、「頑張ったんだけれどね」で終わってしまう可能性が高い。ニーズを的確に判断すべきである。

また、新聞記事の中に、協議会の出席者の発言として、「イオンが七飯町峠下に出店すれば、活性化計画は一瞬で水の泡となる。行政は積極的に反対を」という意見があったという記載があった。
どうして、いつまでもこのような発想をしているのだろうか?その考えのおかげで、駅前地区が廃れたのではないか。どうして、イオンのようなものを利用して、その相乗効果を築き上げるという発想にならないのだろうか?
誤解を恐れずに言えば、もう失うものはないはずだ。もっと金を有効に使うべきだと思う。だから、記事にもうひとつ掲載されていた意見の方が、まだニーズに即していると言える。それは、「大規模店が中心市街地に来るよう、土地の確保や出店規制の緩和、税制上の優遇措置などの思い切った対策が必要」というもので、こちらの方がずっと建設的な意見だと思える。

危機を変革のチャンスと捉えて積極的に自らを変えていこうとするのか、人を拒絶して家に引きこもろうとするのか、それが問われているということだ。
ちなみに、今まで述べた「イオンのようなもの」の経営は、どこの息もかからない、独立した経営判断ができる組織でなければならない。なぜなら、しがらみはマクロの関係では有効にその力を発揮するかもしれないが、大局的にはマイナスにしか働かないからだ。


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テーブルの上の花。小春日和にて。

人は物事がうまく行っている時は、自信を持ち調子に乗るものだ。無意識のうちに現状のままに何事も順調に回転して行くものだと思ってしまう。だが、そんなことをやっていると、いずれ壁に当たる。好循環だったと思っていたものが、悪循環に変わる。

人生、その繰り返しだ。具体的なことを書くと、あまりにも生々しくなるので、差し障りのない事例を話そう。上の写真、デジタル一眼レフを手にしてから初めてRAW画像で撮影したものだ。元画像(写真撮影時)の画像サイズは約25MB(メガバイト)ある。ところが、JPEG画像で撮影すると6MB程度になってしまう。
もちろん、ご覧の写真はWeb用に画像サイズを大幅に縮小してJPEG画像にしているが、元画像サイズが大きいと、被写体のラインが滑らかになっているのがわかる。ところが、下の写真は元画像サイズが1MB程度のJPEG撮影撮影したものだが、ISO感度の違いの関係もあるが、画質がざらついている。
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カフェ まるせんにて。

2番目の写真、少しデジ一に慣れたきたと思い込んで来た頃に撮影したものだ。だが、実はこの頃から、撮影そのものに違和感を感じていた。慣れたのに違和感とはどういうことか、と思うだろうが、つまり、探究心が一休みしたということだった。この写真の元画像はこんなものだった。
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これを画像編集ソフトを使って2番目のような写真にしたが、元画像を見たときはガッカリした。照明の暗さや光の種類などの環境条件もあるが、それにしてもお粗末なものだ。

そんな時、ある方から、デジカメはLAW画像で撮影した方がいいとアドバイスをいただいた。そこで早速撮影してみたのが冒頭の写真だ。何かを表現しようとした写真ではなく、勉強のために目の前にあった花を写しただけなのだが、イメージとは程遠いものとなった。画像の編集は極力小幅にした。まるで初めて一眼レフで撮影したような気持ちになった。
想いだけが先行して、結果は無残なものとなる。

やはり、謙虚になるべきなのだ。もっともっといい写真を撮影できるかもしれない可能性、というものに対して謙虚になるべきなのだ。よく本ブログで謙虚になるべきだということを何度も話しているが、自分に対して言っている部分が大きい。

写真ということを例に挙げて話を展開させたが、日常生活でもこのような傾向のことはたくさんある。どこかで「日常の驕り」が出てしまうものだ。これは誰にでもあるだろう。
驕ると、いとも簡単に好循環が悪循環へと変わってしまう。そんなことが身に滲みるこの頃であった。



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peacepiece
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Readymade
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蕎麦彩彩 久留葉
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pazarbazar
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CASA FLOR



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解体更地となったアリタリア。これで本当に無くなった。
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大門・オクトパス。
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高砂通り。
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十字街。
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二十間坂下。
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姿見坂。

単なるスナップショットです。



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Hey!Mr. Pressman
飛びっきりのニュースを教えてくれよ  街が乱舞して喜ぶような
Hey!Mr. Pressman
嘘でもいいから宙に浮かせてくれよ 君らしい軽さのような

君はワインが好きだけど  酒蔵には入ったことがない
それでもいい  知らなくたっていい
ジョディの涙を見ても  かかとは向こうを見ている
カメラの右  意識の裏側だ
さぁ記事を書くんだ  コンビニの陳列棚のために
さぁ街を走るんだ  懐中電灯のソケットのために

Hey!Mr. Pressman
飛びっきりのニュースを教えてくれよ  街が乱舞して喜ぶような
Hey!Mr. Pressman
嘘でもいいから宙に浮かせてくれよ 君らしい軽さのような

君は海に潜るけれど  樹の根を食べたことがない
月は見ている  湖が凍ってしまうのを
市長秘書室に入り  女と屑をむさぼっている
ペンを飛ばすと  椅子を裏切る
さぁ記事を書くんだ  日に焼けた皮を剥くために
さぁ街を走るんだ  ぬいぐるみの七福神のために

Hey!Mr. Pressman
飛びっきりのニュースを教えてくれよ  街が乱舞して喜ぶような
Hey!Mr. Pressman
嘘でもいいから宙に浮かせてくれよ 君らしい軽さのような

けだるい朝を迎えるけれど  回転木馬を降りようとしない
それでいい  誰にも気付かれはしない
夜に昼の旅をして  時計の針を薬漬けにする
それでもいつも  街はパレードだ
さぁ記事を書くんだ  母親の子宮に還るために
さぁ街を走るんだ  現実の向こうに行くために


*(注)Pressmanは新聞記者のことですが、ここではそのような意味で使用しておりません。   


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国道227号線、中山峠近く。-6.5℃。



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読書をする女性。

函館に戻って来てからずっと思っていたことがある。
それは、函館にはイベントが多いということだ。そう思うのは、私が戻って来てから間もなくハコダテ150+のメンバーになり、取材や参加などができなくても、その情報が気になるからなのかもしれない。普通に暮していれば、ひょっとしたらそんなに気にならないのかもしれない。それはわからない。でもやっぱりイベントが多いような気がする。

それを自体を批判するつもりはない。正確に言うと、イベントは全てこうだと一括りにして話そうとは思わない、ということだ。批判するほど確たる根拠もない。だが、疑問は大いにある。
「イベントに頼らなければ、人も企業(店)も動かないのだろうか?」という疑問だ。

まず、イベントを行う目的を考えてみよう。自分で考えれるだけ挙げてみる。
①・・・企業(店)の業務を広く伝える目的を持ったもの。(単一団体のイベントも含む)
②・・・いくつかの企業(店)が一堂に会することによって、客は同時に複数の利用(買物)をすることができる。そこでの収益を期待する。
③・・・日常的な集客を望めないから、何かのインセンティブを儲けて利用者を触発しようとする目的。
④・・・いわゆる「街づくり」的に何かの主題を設けて催し物を実施する。

このように挙げてみたが、イベントを開催している側からすると、もっと違う目的もあると言われるかもしれない。そうだとしたら、私の分析不足を認めるしかない。
また、必ずしもこれらの一項目だけが該当するわけではなく、複数ないし全部を目的としていることもあるだろうが、ひとまず、各項目ごとに考えてみる。

①・・・これが目的とされるなら、こんな狭い街なのに情報伝達が恐ろしく滞っている、または、企業(店)が情報発信の必要性の認識が低いかのどちらかだ。これは、私も含む情報媒体関与者にも責任がある。
②・・・これが目的となるなら、背後には大きな問題が2つある。ひとつは、こんな小さな市なのに、あまりにも機能が分散しているということの証拠である、ということと、ひとつはイベント頼りになるほど、平素の営業での収益がない、すなわち営業努力の問題だ。
前者はまだしも、後者が目的となると、事は重大だ。その理由は後述する。
③・・・②の後者と重なる部分があるが、これを頼りにすることは薬を常用しているのと同じだ。そのうち開催者も参加者も何も感じなくなるだろう。効き目がなくなるということだ。
④・・・多くの場合、一過性のものに終わってしまう確率が高い。パーティに飛び切りお洒落な服を着ていったからと言って、そこで結婚相手が見つかるとは限らないのと同じだ。

私が札幌に住んでいた時、イベントというものにはあまり行かなかった。せいぜい陶器市くらいものだった。雪祭りもよさこいも行かなかった。もちろんそれを楽しみにしている市民もたくさんいるだろうし、それを否定するつもりもない。
だが、私にはそれほどイベントが必要ではなかった。その気になれば、自分でイベントを作ることができたのだ。例えば、音楽三昧をしたければ、楽器店・レコード店・音楽喫茶・ライブなどを回ると、その日は音楽イベントを楽しんだことになる。(もちろん、コンサートのような特定のイベントは別だ)それだけの素材が街に揃っていたし、歩いて動き回れる範囲にあった。
その日の気分・予算によってイベントの組み方を自分なりに変えることもできた。物的環境が整っているという意味ではない。いや、それもあるかもしれないが、それよりも、人を能動的に動かすことができる雰囲気を街が持っていたということだ。(もっとも今はそれほどの魅力は感じないが)

その街の魅力や活性化は日常にあると思う。こんなにたくさんイベントを開催しなくても、人が動きたくなる街、そんな街が住民にとっても観光客などの旅行者にとっても、魅力的に映る街なのではないかと考える。
そうならないのは、企業(店)側の経営姿勢の問題もあるが、市民にも責任がある。例えば、料理の美味しい名店が経営に行き詰まり閉鎖される時、人は口々に「惜しい、残念だ」と言う。だが、どんなに高い評価をしたとしても、その店で食事をしなければ経営継続ができなくなるのは当然のことだ。多少料金が高かったとしても、本当に美味しいと思うなら行くべきなのではないだろうか。

また、経営側も、例えば「場所が悪い」だとか「景気が悪い」などの、外的原因を理由にしていては何も変わらず、ただ衰退を待つだけになるのは火を見るより明らかだ。経営側と消費側が能動的な行動を日常的に起こすことによって、「活性化」された街となる。人はそれを肌で感じて、「いい街だ」と思う。時間的には、イベントという瞬間的なものより、日常という時間が圧倒的に長いし無意識の中に刻み込まれる。

私もイベント関係に関与している。その立場の人間がこのようなことを発言するのは矛盾しているのではないかと思われるかもしれないが、日常をつくるための大きなイベントという観点で参画しているつもりだ。これが辻褄の合わない言い訳になるのか、その目的どおりになるのか、それは自分たち次第だと思っている。

余談になるが、私が函館で最も好きだったイベントは、小さな頃、大黒通りで定期的に開かれていた「夜店」である。それもひとつの活気溢れた日常であった。
以上の文章は、批判というより、私はそう思うという意見だ。もし、異なる考えがあったら、ご意見をいただきたい。

もうあと僅かな年数で新幹線が開業する。観光客は一時的に伸びるだろう。その時に、私たちが素敵な「函館の顔」をみせることができるかどうかは、私たちが素敵な日常を作れるかどうかにかかっているような気がする。


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