<   2013年 06月 ( 67 )   > この月の画像一覧

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大町7番は、前回の6番の電車通りの向かい側、つまり、弥生坂下通りと常盤坂下通り、電車通りと馬車鉄通りで区切られた一帯である。この7番は違った意味で現在の大町の象徴、あるいは西部地区の象徴のような区域である。

どういうことか?それは、空地面積が多いということだ。この辺りは昔は商店、機械系・電気系の会社・そば店などが密集していた地域だった。ところが、冒頭の写真でもおわかりの通り、見事に空地が目立っている。
今回は、古建築物よりも空地を紹介することになってしまう。だが、それが現実だ。土地所有者はこの風景を函館の景観として素晴らしいと思っているのだろうか?

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古建築物はほんの僅かだ。

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上の5枚の写真は、棟続きの建物を色々な角度から撮影したもので、本当に何もないと言って過言ではない。

(撮影日:2013年6月11日)




このシリーズでご紹介する建物は以下の基準で選択・掲載しています。

1.新築年は戦前以前と思われるものとします。ただし、全てを調査するのは困難ですので、基本的には建築様式などで筆者が主観的に判断します。実際の建築年と異なっていたとしても一切の責任は負いません。
2.外壁・屋根などが現代のものに改装されていても、建築様式が前記に当てはまると判断した建物は掲載します。ただし、外観に建築当時の痕跡が無く、明らかに現代のものに改装されているものは除きます。
3.基本的には1棟1枚の写真としますが、建物の規模が大きい場合には2枚掲載する場合があります。また、長屋などはまとめて何戸かの写真を掲載する場合があります。
4.ご覧になった方に先入観を持っていただきたくないため、その建物の肩書(景観形成指定建築物、伝統的建築物、あるいは建物にまつわる物語など)は一切添付いたしません。どうかあなたの感性だけでご覧になってください。
5.写真の過度な編集は行わず、実物に近い状態の写真を掲載します。ただし、筆者の感性でモノクロにした方がいいと判断した場合は、自分に従います。
6.基本的には○○町○番を一括りとして掲載します。枝番(○号)までは掲載しませんので、気なった方は地図を片手に現地を歩いてみてください。
7.本ブログ右側にある「カテゴリー」をクリックしていただきますと、このシリーズだけをご覧になることができます。また、「タグ」ではさらに各町だけに絞ってご覧になることができます。





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北海道の6月は、1年の中で最も木々の葉の緑が輝いている季節かもしれない。
葉が開き、強くなった太陽光線をいっぱい体内に入れて自らの生命の源にしようとしている。

生きるということは、元来そんな単純なことであるべきなのだ。そう教えてくれる。

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木々の緑の中に身を置くと、自分の体が浄化されるような気がするのは私だけだろうか。

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大町6番は、弥生坂と常盤坂、大黒通りと電車通りに区切られた一帯である。個人的には、この6番が最も大町らしい場所ではないかと思っている。
大町らしいとは何か?それは、昔の街としての機能を充分兼ね備えた建物が、小さいながらに集中している場所だからだ。かなり前は、後にご紹介する8番の方が大町らしいと思っていた。なぜなら、小路の中にそれなりの建物があり、色々な職業を持つ人たちが住んでいたからだ。だが、今それらの多くが解体され空地となっている。
それゆえに今大町らしいといえば6番の一帯をすぐ思い浮かべてしまう。

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この辺りを撮影している時、ある建物を使用している方と話をした。その建物は市が管理しているようだが、退去しなければならなくなったとのことだった。移転先が見つからず困っているようだった。
私はすぐに該当する物件が思いつかず、役には立てずじまいだったが、その方々が退去した後、その建物はどうなるのか、少し心配になった。ただでさえ空地率が高い大町の空地がまた増えることになるのだろうか?いったいどこまで街がずたずたになったら、大きなものを失ったことに気が付くのだろうか?コ゜ーストタウンになっても誰も見て見ぬふりをするだけなのだろうか?

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(撮影日/\:2013年6月5日。一部は6月11日)




このシリーズでご紹介する建物は以下の基準で選択・掲載しています。

1.新築年は戦前以前と思われるものとします。ただし、全てを調査するのは困難ですので、基本的には建築様式などで筆者が主観的に判断します。実際の建築年と異なっていたとしても一切の責任は負いません。
2.外壁・屋根などが現代のものに改装されていても、建築様式が前記に当てはまると判断した建物は掲載します。ただし、外観に建築当時の痕跡が無く、明らかに現代のものに改装されているものは除きます。
3.基本的には1棟1枚の写真としますが、建物の規模が大きい場合には2枚掲載する場合があります。また、長屋などはまとめて何戸かの写真を掲載する場合があります。
4.ご覧になった方に先入観を持っていただきたくないため、その建物の肩書(景観形成指定建築物、伝統的建築物、あるいは建物にまつわる物語など)は一切添付いたしません。どうかあなたの感性だけでご覧になってください。
5.写真の過度な編集は行わず、実物に近い状態の写真を掲載します。ただし、筆者の感性でモノクロにした方がいいと判断した場合は、自分に従います。
6.基本的には○○町○番を一括りとして掲載します。枝番(○号)までは掲載しませんので、気なった方は地図を片手に現地を歩いてみてください。
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このシリーズ、たぶん続くと思います。




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元町・大三坂のカトリック教会下隣に「旧亀井邸」がある。これは名建築士である関根要太郎が設計した秀作の建物のひとつであり、彼の残り少ない函館に現存する作品だ。伝統的建造物にも指定されている。

この建物がちょうど3年前の6月に大修繕工事を行った。大正時代の建物だけあって、工事は外壁・屋根などの全面張替という大がかりなものだった。外壁も中の木材から張り直していた。だが、その工事を見た私は危惧を覚えた。新たに張った板は、含水率が高いように思えた。

そのことを本ブログで指摘した。⇒ 元町の不思議と行政

木材の含水率が高いとどうなるか。木材は水分が蒸発、つまり木材内部から水分が無くなる時変形する。よく新築して何年も経っていないのに扉の開閉に支障をきたしたという話を聞くが、それは主に含水率の高い木材を使用したことに起因することが多い。

では、旧亀井邸はどうなったのだろうか。決して喜ばしくない結果が建物に現れていた。改修してたった3年で外壁のあちこちに亀裂が入っていたのだ。

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これでもかというほどお見せしたが、それくらいあちこちに亀裂が入っていたのだ。少しくらいなら、まぁ、木造だから仕方ないかと言えるのだが、ここまでひどいと、いかに業者が安上がりに仕上げたかがよくわかる。塗装もおそらく水性の安価なものを使用したのだろう、もうあちこちはげている。

本当にこれでいいのだろうか。一般の民家であればとやかく言ったりしない。この建物は、いくら個人所有とはいえ、伝統的建造物に指定されているのだし、観光スポット・大三坂に面している貴重な建物だ。恐らく修繕に際して補助金も出ただろう。その結果がご覧のとおりである。

市も、修繕に対しての技術基準を設けた方がいいのではないかと思う。この建物、次の修繕までは、ひびだらけの家として観光客に見られてしまう。哀しいことだ。





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大町5番は、弥生坂と常盤坂、大黒通りとバス通りに挟まれた区域である。ここには古建築物がけっこう残っている。それも、一部を除いては、いかにも大正から昭和初期に見られるような和洋折衷の一般庶民版とでもいうような典型的な建物だ。

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次の建物を除いて、概して昔は商店などの店舗兼住宅だっただろうと思われるものが多い。

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それは大黒通りに顕著にみられる。

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この大黒通りで、ある年配の男性と話した。彼によると、近年、市の西部地区移住の家賃補助政策によって、普通の賃貸物件に入居できない人が、この近辺に引っ越してきて、治安が少し悪くなってきているそうだ。
「昔から住んでいる人は、互いに気を配りながら楽しく暮らしていたんだけどね」と、彼は言った。「自分もあと何年かしたら、家を解体してどこかに引っ越そうかと思っている」

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函館市民は、西部地区の街と建物を捨てて行っただけではなく、地域のコミュニケーションという人情と、互いを信じ安心して暮らせる風情まで捨てて行ったのだろうか?
昨年開催された「ハコダテトリエンナーレ」に来場した方と話すと、「昔住んでいたこの西部地区が懐かしくて来た。やっぱりいい街だよね」と言った方がけっこういた。だが、その良さを知っている人が棲まないと、西部地区も変わってしまうだろう。

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(撮影日:2013年6月5日)




このシリーズでご紹介する建物は以下の基準で選択・掲載しています。

1.新築年は戦前以前と思われるものとします。ただし、全てを調査するのは困難ですので、基本的には建築様式などで筆者が主観的に判断します。実際の建築年と異なっていたとしても一切の責任は負いません。
2.外壁・屋根などが現代のものに改装されていても、建築様式が前記に当てはまると判断した建物は掲載します。ただし、外観に建築当時の痕跡が無く、明らかに現代のものに改装されているものは除きます。
3.基本的には1棟1枚の写真としますが、建物の規模が大きい場合には2枚掲載する場合があります。また、長屋などはまとめて何戸かの写真を掲載する場合があります。
4.ご覧になった方に先入観を持っていただきたくないため、その建物の肩書(景観形成指定建築物、伝統的建築物、あるいは建物にまつわる物語など)は一切添付いたしません。どうかあなたの感性だけでご覧になってください。
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元町で薔薇が有名な場所、それは元町公園と旧英国領事館です。いつものように散歩をしていると、いくつか咲いた薔薇を確認。そうだ、函館はそんな季節なんだな。

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夕方近くで光の当たる場所と撮りたい方向が一致せず、出来上がりも「うーん」というものになりましたが、初夏の函館の薔薇の香りを少しでも感じていただけれたらと思います。

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黄色の薔薇って、白からピンクになってから黄色に変化するのでしょうか?花に関しては全くど素人なのでわかりません。

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個人的には白が好きです。赤じゃないのは、情熱的ではないからでしょうか(笑)

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休日だった今日でしたが、午後からよくある休日出勤があり、それを終えると末広町・元町界隈を散歩しました。もちろん撮影がメインでしたが、写真撮影って、何度同じ場所を歩いても、違ったものが撮れるので止めることはできません(笑)

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元町では、元町公園と旧英国領事館の咲き始めた薔薇を何枚か撮影。これはまた起床後にでもアップいたします。

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また、同じ元町で以前本ブログで懸念を示したあることが、現実となっていたことを発見してしまいました。それもまた、投稿いたします。

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<大町3番>
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大町3番には、古建築物と呼べる建物はない。3番は東坂と弥生坂、電車通りと1本裏の仲通に囲まれた一帯であるが、その大部分を占めているのが市営住宅とドラッグストアであり、僅かに残された面積に建てられている建物には、古建築物であるという確証をもつことができなかった。

<大町4番>
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大町4番は3番と仲通をは真田向かい側、つまり、東坂とバス通り、仲通とバス通りに囲まれた一帯だ。4番も元々面積が小さいせいもあるが、また、下の写真のような空地となっている部分もあるため古建築物は少ない。

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逆に言うと、建替が進んだ地域とも言える。この狭い区域の中に、医院が2軒、歯科医院が1軒、ホテルが1軒構えており、その元地となった1区画(敷地)が広かったためだろうが、最も古建築物が残されやすい一般住宅が元々少なかったことも建替が進んだ理由のひとつかもしれない。

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(撮影日:2013年6月5日)



このシリーズでご紹介する建物は以下の基準で選択・掲載しています。

1.新築年は戦前以前と思われるものとします。ただし、全てを調査するのは困難ですので、基本的には建築様式などで筆者が主観的に判断します。実際の建築年と異なっていたとしても一切の責任は負いません。
2.外壁・屋根などが現代のものに改装されていても、建築様式が前記に当てはまると判断した建物は掲載します。ただし、外観に建築当時の痕跡が無く、明らかに現代のものに改装されているものは除きます。
3.基本的には1棟1枚の写真としますが、建物の規模が大きい場合には2枚掲載する場合があります。また、長屋などはまとめて何戸かの写真を掲載する場合があります。
4.ご覧になった方に先入観を持っていただきたくないため、その建物の肩書(景観形成指定建築物、伝統的建築物、あるいは建物にまつわる物語など)は一切添付いたしません。どうかあなたの感性だけでご覧になってください。
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