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小熊倉庫と函館港。海岸の好きな場所のひとつです。

私は蕎麦と中華料理が大好きだ。
この大枠2種類だけで1週間の昼食を済ますことができる。特に蕎麦は1週間に1度でも食べることができなかったら、自分が自分でなくなる。呼吸をしていなのと同じ状態になってしまう。そのため、新しい街に引っ越したり、長期出張で見知らぬ土地に赴いた時は、まず蕎麦屋を真っ先に探す。何件か見つけるとホッとして、「さあ、どの店に最初に入ろうか」と思いを馳せることになる。
ところが、長崎県に出張に行った時である。いつものように蕎麦屋を探すが見当たらない。佐世保でも大村でも長崎でも島原でも見つからなかった。おかしい、九州の人は蕎麦を食べる習慣がないのか?そう言えば、時代劇で江戸の町民が蕎麦を食べる場面はあるが、西郷隆盛が蕎麦を食べる場面は見たことがない、などと根拠の無い妄想が頭に渦巻く。私の蕎麦欲は臨界点を超えて、生きる屍のような日々を過ごすこととなった。
そんな出張の最終日の前日、とにかく何でもいいから麺を食べようと入ったうどん店に蕎麦があった。

何と九州ではうどん店のサブメニューが蕎麦だったのだ。

文化の違いとは恐ろしい。わかっていればあんなに無味乾燥な日々を過ごさずにすんだのに。
やっとの思いで辿り着いた蕎麦だったが、美味しかったという記憶は残念ながらない。やはりメインではないからなのだろうか?九州出身者がご覧になっていたらどうか教えてください。

さて、表題の「しきたり」だが、もう一つの好物の中華料理に私だけのしきたりがある。
それは、初めて入る店では必ずあんかけ焼きそばか中華飯(丼)を注文することだ。私なりの理由がある。中華料理で多用されるあんかけが上手にできていなければ、きっと他の物も美味しくないはずだ、という持論があるからだ。あんかけは熱が冷めにくい。その性質から、すっと口に入れることができるあんかけは、中華の鉄則である強火を使うことを実践していないか、できたての料理をすぐ持って来ていないかのどちらかである。
また、食べている最中にあんかけの粘度が落ちるのもいただけない。味ももちろんのことだ。
以上のチェックを通過した店は、次回はホイコーローを注文する。これも、中華料理に多用される豆板醤の使い方を味わうためだ。この2品の双方が自分好みであると、行きつけの店となる。

これはもちろん美食家ではない私の勝手な「しきたり」である。他の人にはどうでもいいことかもしれない。だが、好きなもの程こだわってしまうのは私だけではあるまい。

次回はもっとこだわりたい蕎麦のしきたりについて話します。
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大町にて
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元町にて

どちらも一目見てお解かりの通り大失敗作です。でも、この灯りの柔らかい色が気に入り、恥を忍んで投稿しました。フィルム式一眼レフのため、きちんと撮れたかどうか確認できませんので・・・。(言い訳)
三脚を買うか、強靭な腕力をつけるまでは夜間撮影は自粛します。(後者は嘘です)

それにしても、函館の正月は道内他都市にはない家紋付暖簾を出している家を多く見つけることができ、やはり歴史を感じさせてくれますね。(最後は何も無かったように終わる)
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1/21の常盤坂。この坂の界隈には、函館にとっての貴重な人材の家や歴史ある趣深い建物などがあります。