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今、安倍首相はトランプ大統領とアメリカの貿易赤字に関しての話し合いをしている。

もちろん皆さんご存知のように、アメリカの日本への輸出額に対して日本のアメリカへの輸出額の方が多いから、アメリカにとっての貿易赤字が発生するわけですが、私は、これは外交問題だとは思っていない。
ただ単純にアメリカ製品に魅力を感じないから買いたいと思わないだけだ。

外交問題にするよりも、もっと世界を魅了するものをつくれるかどうかが問題なのだと思うのですが、皆さんはどう思いますでしょうか?
いいものも作らずに力づくで売ろうとしても、「はい、わかりました。アメリカ製品を買います」という日本人はどれだけいるでしょうか?

それは、外交問題でなく、アメリカ国内産業の問題であるはずなのですが、うーん、それに気が付かないのでしょうね。
どこかの都市と似ていますね。



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昨日、無事に還暦を迎えることができました。
よく言われていることですが、誕生日がきたからと言っても、突然何かが大きく変わるということでもなく、日常生活上は何の変化はないわけなのですが(お祝いのメッセージやプレゼントは別ですが)、ただ区切りとして、よく60年間も入院もせず、体にメスを入れることもなく、生きて来れたことを幸福であったと改めて思うばかりです。
臆病な私は、体にメスを入れるのはとても怖く、出来るなら死ぬまでそのままの体で死にたいと思っているくらいです。

でもこの先はわかりません。
きちんとした根拠があるわけではありませんが、色々な活動ができるのは70歳までが一応の目安と想定しています。もちろん大きな病気がなければそれからも生きて行くことができるでしょうが、活動的に何かをやって行くというのは、私にはあと10年しかないのです。

60年間まともなことを何一つできていない自分が、残り10年で何ができるかなんて、とても怪しいものですが、だからと言って何もしないで後悔するよりは何かをやった方がいいに決まっています。このブログもあと何年続けるのかわかりませんが、今のところ続けれるだけ続けようと考えています。さすがに20年もずっとブログを続けていたら、それはそれで多少褒められてもいいものでしょう(笑)

不思議なもので、年齢と共に行動範囲が広がっているのに自分でも驚いています。そして、世界もずっと前よりももっと身近に感じれるようになりました。

あと10年、いったい自分に何ができるか、それとも何もできないのか、もう、考えている暇はないので、とにかく思い付いたら行動に移すしかありません。
めでたい還暦の日と共に、オフタイマーは作動を始めたのです。




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このブログをご覧になっている方は、私が函館の西部地区にこだわっていることに気が付かれていることでしょう。それは全くその通りで、もしそのこだわりが無かったら私はとっくの昔にブログ記事を書かなくなっていたことでしょう。

それはなぜなのか、正直言って自分でも明確には自覚していません。ただ、何かを発信し続けなければという思いだけなのです。
そのこだわりの理由を一言で明快に伝えることができたのなら、それでこのブログを終了することができるでしょう。でも、それができないから、気が付いたらもう丸9年にもなろうとする、人から見るとカビが生えているような(笑)ブログを続けているわけであります。

では、どうして西部地区がいいのかと申しますと、それはちょっと長い話になってしまうのですが、40代前半からおぼろげに考えてきた「自分の死に場所」を自分に問いかけた結果が函館の西部地区なのです。
40代前半、当時私は仕事の関係で新潟県に住んでいました。よく北海道は食べ物がおいしいと言われますが、新潟県もお米だけではなくその他の農産物や加工品などの食べ物がとても美味しく、食べ物は北海道と自分が作っているわけではないのに自負していた自分自身が完全否定されたほどのものと出会ったのです。(たぶん)北海道では一般的なスーパーなどでは決して売られていないような地場産の味噌(特別全国的に有名でも何でもないのですが、家庭で食することができる味噌としては今までで最高でした)が普通にスーパーで売られていたり、日本海の寒流で獲れた魚も美味しい。さすがに雪の多さには北海道人でも嫌気がさすくらいのものでしたが、その中でたくましく生きている人々がとても実直で優しく、横のつながりが強く、困った時には助け合って生きている風土は、私が知っている日本の地域にはなかったものでした。

私は転勤族であった当時の会社を辞め、新潟県人になりたいと真剣に考えました。実際不動産会社にアパートの問い合わせをしたくらいでした。しかし、その思いが強くなればなるほど、「自分の死に場所は本当にここでいいのか?」という問いが自分に向けられました。すると、「死ぬ時は北海道にいたい」という自分の心に辿り着きました。それが、例えば鮭が海から自分が生まれた川に戻り、産卵・受精という最後の大仕事を終えて最期を迎えるようなものなのかもしれません。しかし、地元を離れ家庭を築いた街で最期を迎える人もかなりいらっしゃると思いますので、きっと私がたまたまそう思っただけなのでしょう。

偶然にも会社を辞めなくとも、たまたま札幌に転勤になり、無事(笑)北海道札幌市に戻ることができました。すると不思議に次に私が考えたのは、「北海道のどの場所で死にたいのか?」ということでした。色々な情報や刺激、便利さから言うと札幌がずっと住むのには適切な街でありました。しかし、そこでまた「死に場所は札幌がいいのか?」という自問に、最終的に答えを出したのは函館でした。その他にも帯広や富良野や小樽なども頭によぎりましたが、辿り着いたのは函館でした。


函館・・・・・では、函館のどこに住むのか?その時に頭に浮かんだのは西部地区以外にはありませんでした。自分が育った地域だからということももちろんありましたが、函館を思い浮かべると、五稜郭や湯の川などは全くイメージできませんでした。少なくとも私にとっては、函館という街は函館駅前から函館山山麓までの狭い地域のことを指していたのです。そこで、仕事の色々な事情もあったのですが、51歳の時戻る決心をしたわけです。

では、どうしてそこまで西部地区がいいのかと言いますと、最初の話に戻ってしまいますが、一言で話せたらもうこんなブログはやめてそれを満喫し、1人のただの初老の男として暮らしていけるでしょう。でも、それが理路整然と話すことができないから、いつまでもうだうだとこんなブログを続けてしまっているわけです。
その西部地区の魅力とは、例えば、私が札幌に車で行く時、距離も長く走行時間も長くなってしまうことがわかっていながらも長万部から倶知安・小樽というコースを選択してしまいます。距離や時間を考えると中山峠コースの方が早いに決まっています。でも、そのコースは走っていてとてもつまらないのです。いくら合理的に早く着き、ガソリンの消費も若干減らすことができるとわかっていても、羊蹄山の麓を走り抜ける倶知安コースの方が楽しいために自然にそのコースで往復してしまうのです。

それは、近年私が毎年行っている奥入瀬についても言えることです。多少の変化はあるかもしれませんが全体的にはほとんど変わっていない同じ風景を見るために、私は毎年奥入瀬を歩きます。しかし、変わらない風景ですが、何度行っても飽きずに奥入瀬が持つ空気に包まれる感触に入り浸っています。

これらの何がいいのかということも、一言では話せません。ただ引き寄せられているとしか言い表すことができません。そのような言葉にできないもので、私には函館の西部地区に住んでいます。ですから、正直言って西部地区の良さは何ですかと訊かれた時、答えようがないのです。少なくともひとつだけ言えることは、便利さや文化刺激・社会的刺激を求めるなら札幌に住むのが答として出て来ますが、そんなことより自分にとってもっと大切なものが函館の西部地区には詰まっているのです。

もし、何らかの理由で西部地区に住むことができなくなってしまうことがあったら、ただ利便性だけで札幌に住むか、人の心を求めて新潟県に住もうと考えるでしょう。西部地区が無くなったら、私にとっての函館は全国どこにでもあるただの地方都市に過ぎないのです。それはきっとずっと函館に住んでいる人の中には理解できない方々もいらっしゃるでしょう。

でも、いつまでも富士山は富士山であるように、東京は東京であるであるように、銀座はいつまでも銀座あるように、函館西部地区はいつまでも西部地区でなければいけないのです。その中の住人の一人であることが、きっと西部地区にこだわっている理由なのかもしれません。




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