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この写真は約6年前に撮影されたものだ。
もちろんこの頃はまだ和光デパートがあり、ボーニ森屋も普通に営業されていた。きれいにめかしこんだおばあちゃんが「お出かけ」でボーニ森屋に入って行くのを度々見ることができた。
でも、夜になるとこの辺りは閑散となり、繁華街という言葉とはかけ離れた街になっていた。
現在は、和光もキラリス函館という施設に変わり、ボーニは閉店し静かに解体される時を待っている。
ところが、夜は6年前とは大きく変わって来ている。

それを感じ始めたのは今年の春あたりからだった。たくさんの観光客が夜の大門を歩いている場面を数多く見かけ始めたのだった。その兆候はたぶん去年あたりから始まっていたのかもしれないが、より顕著に感じたのは今年になってからだった。
北海道新幹線開業直後の時も今のような賑わいはなかった。きっと観光客の方々は夕食をサッと済ませてずっとホテルおとなしくしているのだろうな。せいぜいコンビニくらいは多少売り上げが向上した程度ではないか。そんな雰囲気に私は見えた。つまり、昼の観光が終われば、地方にあるような温泉旅館に泊まったように宿泊施設に閉じ籠って(せいぜい出かけるとしても夜景を見に行く程度か?)次の日に備える、そんな観光客が多かったのではないかと思えていた。

ところが今年は、夜も函館を楽しもうという雰囲気を感じる。もちろん地元市民もそれなりに歩いてはいると思うが、ともかく、大門を歩いている人の数は、ひょっとしたらほぼ地元市民しか行かない本町よりも多いのではないかと思える(もちろん感覚としてだが)
いずれにしても、観光客の方々が「函館を観光」するというより「函館で遊び楽しむ」という傾向に変わってきたのではないかと想像できる。そうです。函館は観光スポットだけでは済まない味のある魅力がいっぱいあるのです。
そう言えば、西洋系の外国人の観光客も増えているようなことも聞きます。とてもいい傾向だと思う。
知人のある人が「仕事の関係で全国各地を旅したが、函館はここしかない独特のものを持っている」という話をしてくれた。ということは、世界から日本に来た方々にとっても函館は独特の魅力を持っていると感じてくれるだろう。

跡は、私たち市民がその魅力を失わないように、函館の面白さをキープし、また、新たな楽しみを与えることができるよう努めなければならない。
きちんと守るべきものは守り、刷新すべきものは大胆に実行し、せっかく視野が広がった観光客の方々の期待を裏切らないように努めなければならない。
このいい中瀬れを停めてはならない。




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これを見なければ、いゃ、乱入しなければ夏が来ないという気持ちにまでなった毎年恒例の「はこだて国際民俗芸術祭」に、毎年ほぼ定位置に陣取っているのがジュークボックスおじさんだ。

芸術祭に行ったことのない人(行ったことがある人は知らないわけがない)のために簡単にご説明いたしましょう。
まず、普段は写真中央の蓋が閉じており、おじさんはこのボックスの中に密かに身を隠している。ところが、誰かが200円を投入口から入れると、蓋がカパッと開いておじさんが顔を出す。そして、お金を入れた人にリクエスト曲を(と言っても何でもできるわけではなさそうだが、そのために可能演目が記されている)演奏し始めるというシンプルな仕組みになっている。
でも、このジュークボックスおじさんの凄いところは、必ず満面の笑みで出現すること。
そうか、そりゃそうだよね、人々を楽しませるためにやっているのだからくそまじめな顔をして登場してもつまらない。これだけで食べているのかどうかはわからないがねまさしくプロとして自分の役目を見事に演じている。

それほど面白いパフォーマンスなのだが、会場内全体で行われている演奏・踊りなどに比べたらかなり地味だ。
でも、もし何かの理由でこのジュークボックスおじさんが芸術祭に参加しなくなったら、何かこの芸術祭の大きな歯車を失ったように感じるだろう。
普段いつものようにそこに存在して、まるで空気のような位置関係にあるものは、その存在が続いている時はあまり何も感じないだろうが、失った時の失意は大きい。

人ってそんなものだ。当たり前のよう存在しているものには目もくれず、それを失った時に初めて、その存在の大きさを知る。
そうならないように、来年ジュークボックスおじさんがいたら200円を払い、演目にあろうがなかろうが、「サマータイム」をリクエストしよう。



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ふと気付くと、私が函館に戻ってから今月で10年になっていた。
10年、この間に色々なことがあった。そして確実に歳をとった。シンプルに言えばそれだけで済んでしまう。
ただ、写真だけはどんな時も撮り続けていた。
上と下の3枚の写真は10年前の春の写真だ。この時はまだ函館に引っ越していなかった。

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この当時はフィルムカメラで撮っていた。フィルムのISOの選択も何もわからず、また、カメラの操作もほとんどわからないままに撮っていた。
そして、約半年近く経ち函館市民となった秋に撮った写真。

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そう、これはこのブログのプロフィール用の写真だ。今、この建物は新しい所有者が中を改造するのか、ゆっくりと工事が行われているようだ。

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ほんの半年だが、少しだけフィルムの選び方などがわかり、春よりはましな写真となっている。
そして、春の写真の4枚目とほぼ同じ構図の写真。

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何が違うかすぐわかった方も多いだろう。秋のこの写真にはゴライアスクレーンがなくなっていた。
たった半年でこれだけ変わるのだから、10年も経つとたくさんのことが変わってしまうのは仕方のないことなのだろう。
この10年間のことについては、このブログを開設した来年1月あたりに「10周年記念」みたいなほぼ自己満足的な企画で話してみたいと思う。

そう、10年前は開港150周年で盛り上がっていた。その時のパワーを、今私は必要としている。





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