サブタレニアン・ホームシック・ブルース/大門の小路
大門は昔夜の世界を知らない「子供」は入り込んで行けない雰囲気がありました。これは、大門が市内の歓楽街の中心だった頃を知っている人は、皆そのように思っているみたいです。
でも、だからこそ大人になって探検をしてみたいという憧れ?も持っておりました。
そんな路地裏の怪しそうな雰囲気を軽いビートで歌ったBob Dylanの「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」を聴いてみてください。かったるそうに歌詞カードを放り捨てているのがボブ・ディランで、斜め後ろで棒を使って何をしているのかよくわからない禿げた男がアレン・ギンズバーグです。
両巨匠が共演しているこの映像、ミュージシャンのブロモーションビデオのはしりだと言われている貴重なものです。また、最近一部のヒップホップファンが過去を遡ってルーツを探している過程で見つけるのがこの曲だとも言われています。