連休中の函館
連休も終盤になってから、やっと桜の樹にピンク色の絵の具が散りばめられました。
日中は仕事で西部地区を見ることができませんが、帰宅の際にたくさんの観光客が歩いているのを見かけます。気のせいか、普段は基坂くらいまでの散策が、今年はより弁天町寄りまで足を伸ばしている方を散見されます。
先日発刊されたHOの若干マニアックな情報のせいなのか、それとも色々な情報媒体の成果の積み重ねなのか、よくわかりませんが、とにかく、以前は全くと言ってもいいほど連休でも人が歩いていない大町・弁天方面の夜が、ほんの少しだけ無人街ではなくなったように思えます。
もっと若い方々が(若くなくてもいいですが)弁天・大町・弥生・船見町に目を向けていただければありがたいものです。
また、写真を撮っている方も、普通の記念撮影以外に、「えっ、こんな所を撮るの?」と、住んでいる人間が驚くような場所で撮影している方も見かけます。(例えば、魚市場通から駅前方面をわざわざ電車軌道の中央から撮影するなど)
そのような方の函館の捉え方を写真で見てみたいですね。私たち市民にもきっと勉強になるはずです。
函館離れてみて他所の町で暮らしてみて初めて、函館の日常の景色のオリジナリティに気づかされたことっていっぱいあります。
jhmさんが書いているように路面電車が走っている町って今や全国で14都市だけとなれば、道内では札幌以外の町の方にはかなり珍しい風景でしょうし、まして「鉄」さんブームで路面電車の人気も上がってますからね。私の知合いにも「函館で市電に乗った」のが旅行で一番楽しかったことと言ってた方がいるくらいです。
>西部地区 大正湯、蕎麦屋、ギャラリー三日月、検疫所跡の喫茶・夕日(個人的には穴間のペンギン?がお気に入りですが)、明治〜大正〜昭和初期の町家、リピーターにとってはぜひ寄ってみたい場所なのでは?
「人は見られることで美しくなる」の伝で行けば、町は人が訪れてくれることで美しくなるかも知れませんね。
その良さを伝えるのはやはりビジュアルしかないのでしょうね。紹介の仕方で全然人の反応は違うはずです。