旧英国領事館のベンチにて

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赤い時、青い時

いろいろな時が 僕たちの瞼の上にある

想い出はいつも海面に漂い 未来は洞穴の中で

地獄の季節も 金色の女神の微笑みに色褪せる


航空チケット売場でムク星人が僕に尋ねる 「どこまで行くんだい?」

僕は答える 「どこでもいい、鳥のように自由に空を駆けたい」

ムク星人はクスクス笑いながら話した

「鳥は空に縛られている、空は地球に縛られている

地球は太陽の周りをぐるぐる回っているだけだ

太陽だってミルキーウェイから逃れられない」


ムク星人はクロニクル島行きのチケットを僕に渡し、言った

「ここでひと時の快楽を味わって来な」

僕は空を見上げ、ため息をつき、そしてチケットを受け取った
by jhm-in-hakodate | 2010-06-17 01:10 | その他雑感 | Trackback | Comments(0)
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