ブログを続ける理由

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志海苔漁港から見た函館山。

本日、本ブログの訪問者数が累積25,000件を越えた。ページビュー数は昨日までで54,277ページになる。ブログを開設してから8ヶ月と20日経過しての数字だ。これがペースとして早いのか遅いのかわからない。もし、早いのであればハコダテ150+で紹介されていることが大きい。もし遅いのであれば紹介されているにも拘らず、内容が面白くないためそれ程読まれていないということになる。
だが、そんなことはどうでもいいと思っている。なぜなら、150+の「スタッフブログ」で表記されるブログ数が決まっており、ブログアップ時刻順に古いものは消えていくのだが、そうなってもわざわざご覧になってくれる方がいたり、更新を休んでも相当数の方が訪問してくれているからである。

本当にありがたい。「あいつ、今日のブログで何を書いてるんだろう」と気にかけていただいている方がいるからだと思う。だから、他人との比較はどうでもいいのだ。
しかし、1日の閲覧数は気になる。それはブログに対する評価でもあるからだ。つまらない記事を何日も続けたら誰だって期待はしなくなる。当然のことだ。よほどの暇人でなければ読んだりしない。誰にでも私のブログを読む義務などないのだから。

それは自分のモチベーションに至る。正直に言って、あまり考えずに短時間で仕上げた時の訪問者数は見事に少ない。タイトルにも興味を惹くものはないのだろう。結果は正直に出る。
時々同じくブログを書いている人から、「よく毎日のようにあんな長文を書くね」と言われることがある。それは前述の理由によるからだ。きちんと書かないときちんと読んでもらえないと思っているし、より理解してもらえないだろうと思っている。

ではなぜブログを毎日のように書いているか?
大きな理由は2つある。
1つ目は、これが自分なりの社会参加のひとつだと思っているからである。以前、テレビのニュースに向かって、「それは違うと思う」とか「世の中おかしい」などと妻しか聞いていないにも拘らず、ぶつくさ話していた。だが、それは独り言と同じなのだ。社会に対しては何も話しかけてはいなかった。
自分の考えを表明して、(賛同されるかどうかはわからないが)何かの問いかけを行うこと。とても卑小な声かもしれないが、何もしないよりもずっとましだ。また、色々な人の声も聞きたい。特定の知り合いとだけ話すのではなく、容易に否定できる立場の人の声も聞きたい。だから、コメントは承認制をとらなかった。完全フリーにした。
もちろんブログが立派な社会参加と呼べるかどうかは疑問だ。でも、ブログから何かのきっかけを掴むことはできると思っている。それが社会参加の次の段階に繋がればそれもいい。

2つ目は、これはほぼ毎日更新していることの理由だが、ブログを始める際に妻に言われたことに起因する。「ブログは毎日更新しないと意味ないよ。そのつもりがないのであればやらない方がいい」成る程、その通りかもしれない。私はけっこう単純だからその言葉を常に意識している。妻に言われたからというより、それもその通りだと思ったからである。

まぁ、そんなわけでまた明日からああでもないこうでもないと独りよがりの話を綴るだろうと思う。
そんな話に付き合ってくれる読者に感謝感激雨あられ、である。本当にありがとうございます。
by jhm-in-hakodate | 2010-09-25 23:28 | その他雑感 | Trackback | Comments(4)
Commented by poo_easy3 at 2010-09-26 12:51
こんにちは。

私がブログを始めたのは、離れている友人に「自分はいまこんな風に楽しく過ごしていますよ」と
近況報告をしていきたいと思ったのがきっかけでした。
なので、今も記事というよりは、日記・・・いや手紙に近い内容です。
広く公開しつつも、書く記事ごとにその中の「誰か」の顔を浮かべながら文字を紡いでいく感覚です。

時折赤裸々過ぎたり、事情を知らない方には意味不明なこともあるのは承知しつつも、
その折々の気持ちをストレートにこめて書いてきました。

書き始めて7年半。記事を振り返ってみると、自分でも忘れていたこともちらほらと(笑)。
自分のブログは、長年愛用の手帳と同じくらい、大切な存在です。

これからも、お互い、無理せずでも楽しみながら、綴っていきましょうね☆
なんとなく励まされました。ありがとです☆^^
Commented by Masako at 2010-09-26 18:42 x
こんばんわ。

以前“Scarborough Fair”の記事にコメントさせていただいた者です。

ブロガーには、事実をありのまま伝える方と、自分の哲学でもって持論を展開する方の双方がいると思います。私は両方好きですが、自分が何かを欲していたり答えを求めているときは、後者の方が自分に与える影響が大きいと感じています。クリティカルな視点があった方が読んでいて面白いですしね^^
 このブログは後者のテイストが強いと(勝手に)感じていて、なので私はちょくちょく拝読させてもらっている次第であります。
 以前申したかもしれませんが、私は今は関東圏に住んでいますが、故郷である函館を愛しています。なので函館の“なう”を客観的に知ることができるこのブログは、自分にとっても大切なコミュニケーションツールだと思っています。これからも拝読させていただき、そして時折コメントさせていただくのでよろしくお願いします。

でわでわ♪
Commented by jhm-in-hakodate at 2010-09-27 01:28
pooさんを励まそうと書いたわけではないのですが、結果的にそうなったのならとても嬉しいことです。また、それがこういうブログのいいところでもあるし(私のブログという意味ではない)、だからこそ真摯にかかなければならないと思っています。
と、難しく考えても仕方ないので、まぁ、簡単に言うと、言いたい事を素直に綴っていけばいいのだろうな、と思う次第です。
Commented by jhm-in-hakodate at 2010-09-27 01:33
Masako 様、お久し振りです。決して函館のいいところばかりを書いていないこのブログをいつもお読みいただき、ありがとうございます。
ひとつだけ自分でも確かに言えるのは、きっと私には函館に対するアンビバレンスが明らかに存在しているということです。
そんな人間のブログでもよろしければ、どうぞこれからもお読みいただき、遠慮なくコメントしていただきたく願う次第です。