You may be right

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公民館二階。

普通に生きていれば皆正しい。誰もがそう思っている。

どこか狂った「普通」が人々の中に充満していると、誰も自分が狂っているとは思わなくなる。

昨日、報道ステーションで当時24歳の新任小学校教師が生徒の「狂気」に悩み自殺したという取材特集を見た。生徒の一部は答案用紙に答えの代わりに「おまえはばかだ」と書いたという。

生徒の責任にはできない。子どもだからではない。その人格は主に家庭や交友関係で出来上がるからだ。

最も人格形成に影響を与えるのは通常親だ。つまり親が狂っていることとなる。だが、親も自分の人格形成にはその親や社会の影響を受けている。

つまり、社会も狂っているのである。

社会は言うまでもなく我々が作っている。

つまり、我々は狂っているのだ。

私たちの隣には、狂っているようには見えない、「普通」の、だが確実に狂った社会を形成している人々がいる。

誰もこのことについて声をあげようとしない。いつの間にか悪いのは皆教育だということになっている。そのようにしておけば、自分を否定しなくても済むからだ。

そんな異常な責任転嫁をしているうちに、また確実に自殺者は発生する。交通事故よりもはるかに多い数の命が1日に8人以上消えている事実に目をつぶって。


by jhm-in-hakodate | 2010-11-18 04:15 | その他雑感 | Trackback | Comments(2)
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Commented by hidemaro2005 at 2010-11-18 09:01
同感です。歴史ですら、「勝者」が形作ってきたものです。人は次から次へと新しい「正義」をかざします。決して自分は悪くないのですよ。だから、生け贄をつくって、それを責める。まじめすぎる若い先生は、まじめゆえに悩んだのです。こどもは社会の鏡、まじめな人が生きづらい社会を象徴しているような気がします。
Commented by jhm-in-hakodate at 2010-11-19 00:47
真面目に生きていれば報われる、という話をする人は少なくなりましたね。そういう人の物語よりも、戦略的に成功した人の話だけが語られる、困った社会ですね。
不真面目な私が言うのも何ですが。