ブログでのつぶやき(2)

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大沼、シャルル・ド・ミルのインナーテラスにて。

この度の民主党大臣・官房長官の相次ぐ不適切発言に幻滅している方も多いだろう。または、あぁやっぱりこの程度かと思っている者もいるだろう。やっぱり自民党の方がましだと、次回の選挙のことを考える者もいるだろう。
だが、不適切発言は自民党政権時代から恒例行事のように大臣の口から発せられていた。つまり、今の政治家のレベルとはその程度なのだ。政治家がその程度ということは、国民もその程度のレベルであるということだ。つまり、私もあなたもその程度の人間なのだ。だからそんな人間しか政治家にならないし、そういう政治家・政党に投票してしまう。
政治批判は天に向かって唾を吐いているようなものだ。本気で政治を良くしたければ、政治家に向かって話すのではなく、国民に向かって話さなければならないはずだ。

昨日、おかしな生徒に悩み自殺した小学校教師について記述した。しかし、生徒の「おかしさ」は今に始まったことではない。私が情報系企業で働いていた25年くらい前、高校の進路指導担当者から聞いた話。
「今の生徒は、これこれをやりたいけど、どうしたらいいのだろうという相談ではなく、私何やったらいいですか、と相談に来る。答えようがない」その生徒たちは今親となって子どもを育てている。
ある進学校の教師の話「あまりぱっとした成績を出せない生徒の親から、せっかく進学校に入学させたのにいい成績にならないのはおかしい、とクレームが来た」既にこの頃から親の子育て放棄が始まっていたのだ。そして、何でも学校の責任にする風潮が存在していた。その親に育てられた子どもだから、自分が子どもを持った時にモンスターペアレンツになるのも無理はない。今の教育の荒廃は突然始まったものではないのだった。

人を信じれない者は金だけを信じる。

バブルは日本人を駄目にした。それまでは「清く・貧しく・美しく」という品格を重んじる風潮が微かに残っていた。だが、バブルの経験によって金を最優先させる国民に変貌した。そして、金も心も貧しい国民になった。

経済を優先する世の中は文化を衰退させる。今のアメリカに、衝撃的な音楽や映画や小説など、熱中させてくれるものはない。確かにPCやインターネットというものを提供してくれたが、その背後には金だけが見えてくる。


by jhm-in-hakodate | 2010-11-19 00:19 | その他雑感 | Trackback | Comments(2)
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Commented by AJ at 2010-11-19 11:52 x
少し論点がズレたばらついた発言になってしまいますが・・・

人を信じれない者は金だけを信じる。今年の初頭までは僕もそうでした。
“金”を強く意識し続けた結果、自分でも気付かない内に、“心”の余裕はすり減っていたようです。
”欲しい物”は手に入れることが出来ましたが、“守りたかった人”は去る始末。結果仕事においても空回り。

僕は今26なので、バブル期がどんなだったかは正直良くわかりませんが、
しかし上記のような経験があっても、それでも“金”を正面から意識することは大切だと思っています。
固着し過ぎは良くないですが、“金”を別の何かにすり替え、その日その時が楽しけりゃいい的な考えと読み取れそうな行動をしている同世代の話を最近よく聞きました。

未来を想い命散らした人達は今の日本をどう見るのだろう。
と、偉そうに愁いても、実際自分自身も目の前にある壁を乗り越えるのに精一杯な有様です。
Commented by jhm-in-hakodate at 2010-11-20 00:53
AJ 様、とても自分に正直に向かい合ったお言葉をいただき、大変ありがとうございました。
私はこの歳になっても、まだ金が欲しくてたまらないどうしようもない人間ですので、金は要らないなんていうつもりはありません。だが、本当にそれだけでいいの?という疑問に対してのひとつの関連する体験を本日のブログに記してみました。
参考になるかどうかわかりませんが、どうぞお読みください。