今年失われた函館の古建築物

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先日ご紹介した弥生町の蔵と併設されていた板張りの家屋。

今年も残すところ、あと2週間を切った。そこで、以前にも一度似たような記事を掲載したが、改めて今年解体によって失われた市内の古建築物を、存在時に写真に撮ってあったものだけ紹介しよう。
この写真の他にも失われた建物はまだあった。また、弥生小学校は掲載しない。いつかまとめて紹介するか、あるいは気が乗らずに封印したままにするか、自分でも今の段階ではわからない。

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大町電停前の古建築物。今は更地となり、売地の看板が立っている。

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弥生町バス通りにある古建築物。角の白い建物がそうだ。以前は借家となっていたが、今は自住用の一軒家となっている。

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柏木町の豪邸。柏稜高校の向かいにあった。今は分筆されて売地となっている。既に建築された区画もある。
by jhm-in-hakodate | 2010-12-20 00:48 | 函館の街並・建物 | Trackback | Comments(4)
Commented by てっちゃん at 2010-12-20 17:47 x
大町と柏木町の建物、なかなかいい佇まいですね
残念とか保存できなかったのかなぁ、なんて言うのはカンタンだけど
難しいですね
Commented by ayrton_7 at 2010-12-20 23:02
民間の持ち物に関しては、仕方のないことだと思います。
公の持ち物である場合、歴史の街を謳うのであるならば保存すべきものは保存しないと。
Commented by jhm-in-hakodate at 2010-12-21 00:00
てっちゃん様、そうですね。特に柏木町の建物、どうして函館の建物として名が残らなかったのか、とても不思議です。
保存ですが、来年以降民間レベルでの動きが具体的になっていくかもしれませんよ。そうなったら、本ブログでもご紹介します。
Commented by jhm-in-hakodate at 2010-12-21 00:02
ayrton様、公的なものは当然のことと思います。今一番危惧するのは、やはり旧ロシア領事館でしょう。見る度に傷みが進んでいるような気がします。