私がブログを書く理由

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キャンドルと海。大町にて。キャンドル制作、sayuri。

ウィキペディアによると、ブログとは「WebをLogするという意味でWeblog(ウェブログ)と名付けられ、それが略されてBlog(ブログ)と呼ばれるようになった」とされている。logとは記録や航海・旅行などの日記という意味があるらしい。
だが、今では個人が自分のテーマに沿って自由に書きたいことを書き、公表するものとなっている。

まぁ、それはそれとして、私にはそのテーマがない。他の方のブログを読むと、主宰者のテーマなり方針なり記事の傾向なりがある程度明瞭になっているが、私のブログにはそれがない。今日は社会批判をしたかと思えば、次の日には思い出話をしたり、はたまた音楽を中心に話したり、写真だけであったりする。統一性など全くないと言っていいだろう。

それは、ブログを始める当初からそのようにしようと考えていた。
理由は2つある。まずひとつ目は、一個人においては-誰でもそうであると思うが-色々な感情・思い・思考があり、それを強く表したい時というのは、その都度変わるからだ。例えば、その日何かで凄く感動したことがあったとして、自分が社会批判をテーマとしているからといって、その高揚した気持ちを隠して無理矢理批判的なことを述べるということをしたくない。できるだけその時の自分の気持ちに素直なまま文章にしたためたいと思っていた。

Bob Dylanが今から50年近く前に、現代についてどう思うかという問いに対して、「いろいろなことが同時に起きる」と、たった一言で表現した。今もそれは変わらない。いや、ますますその傾向は強くなっている。たった一日の間でも色々な出来事が自分に対して起こる。多種多様なことを経験し対処しなければならない。だから、色々なジャンルやテーマを書くのは全くおかしくはないと考えているし、それが自然であると思っている。つまり自分の中に起きたことの記録としてのブログだ。

もうひとつは、いつ死んでもいいように、自分という存在を記録しておきたかった、というものだ。もし、自分が死んだあと、私を知っている誰かが、「何だあいつ、こんな馬鹿なことを書いていたのか」と思ってくれるだけでもいい。また、妻や家族が(妻は私のブログを読まない)死後読んでもいい。これからは、思い残すことを少しずつでも減らしていく必要があると思ったからだ。

元来往生際の悪い人間であるため、死期を悟ってからだと、神様に対して「もう少し待ってくれ、お願いだから」と訳のわからないことをわめきそうになるだろう。そう言ったって、もうその時は遅い。死を迎えるしかないのだ。だから長い時間をかけて言いたいことを言って、自分を諦めさせようとしている。
そうは言っても、今はまだじたばたしている。まだ生きていたい。だからしばらくこのブログは続くと思うが、書きたいことを全て書いたら、本当に死んでしまうのではないかと思うことが度々ある。昨年同級生が死んでからは、その傾向がより強くなった。

そのため、言いたいことは小出しにして、少しでも延命を図ろうという、小心者のブログが本ブログなのである。



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by jhm-in-hakodate | 2011-04-14 02:10 | その他雑感 | Trackback | Comments(6)
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Commented by hidemaro2005 at 2011-04-14 11:27
私は、なんかあまり書きすぎてしまい、今はなにか、「もう語るべきもない」のような気にもなりつつあります。特に震災後、「言葉を失う」事もあるのだと知って以来・・・。なんか、いつお迎えが来てもいいかな?みたいな感じにもなってます。いつまで続くかはわかりませんが(笑)
Commented by 旅人 at 2011-04-14 22:30 x
このブログはjhmさんの自己表現の一つの方法だと思っています。
私はjhmさんのブログを通して函館の一部分を知り、jhmさんという興味深い人の考えを知る。
テーマが函館からずれることもあるし、毎日賛同できることばかりでもないし、疑問に思うこともあります。
でも、このブログを読むこと、時々書き込むことが私の楽しみにもなっています。
「継続は力」です。これからも長く続けてくださることを望みます。
Commented by jhm-in-hakodate at 2011-04-15 02:10
hidemaro2005様、私も震災後しばらくは何も書く気にはなれませんでした。ですが、取材が重なり、書かねばなならないものをこなしているうちに、また少し書く気になってきました。
私もお迎えが来てもいいと思う反面、もう少し延命措置をしたい(笑)という気持ちの両方も引きずったまま、まぁ今は続けようとしている次第です。
Commented by jhm-in-hakodate at 2011-04-15 02:14
旅人様、ありがたいお言葉感謝します。
確かに自己表現のひとつでありますので、それが統一性がなくなっている原因ともなっています(笑)
でも、自分からは逃げられないので、まぁ、そのまま表現するしかない、と開き直ってやっています。これからもよろしくお願いします。
Commented by S at 2011-08-15 17:18 x
はじめて拝見させていただきます。

「できるだけその時の自分の気持ちに素直なまま文章にしたためたい」ということに
とても共感いたしました。

人っていうものは、その都度、感情も変わってくるし
明日には真逆のことを思っている可能性もなくもないと思うのです。

ただ、わたしには勇気がなくて
ちょっと分類しようとしてしまいます…。

でも、そのときの自分に素直になってかけることは
とても素晴らしいと思いましたし、
それこそ、人間なのだと感じました。
Commented by jhm-in-hakodate at 2011-08-16 01:40
S様、はじめまして。いいのか悪いのかわかりませんが、自分がそういう考えですので、それに従ってやっています。
本当は、ブログのテーマの特色に一貫性があった方がもっとたくさんの方が読むのでしょうが、まぁ、ブログは商売でやっているわけでもないので、自分のやりたいようにやっているだけです。
これからもよろしくお願いします。