基坂の西、入舟町
入舟町は私が住んでいる街だ。そして、漁業と水産加工業とドックの街だ。下町という言葉がぴったり合う街だ。
私は下町がたまらなく好きだ。古い家からおばあちゃんが出て来て、玄関先にある植木鉢を眺めている姿を見ると、心が鎮んでいく。そこから時間がゆっくりと流れ始める。
このあたりは大正時代は海だった。そして、明治時代初期には、すぐ隣が弁天台場であった。そんな歴史を飲み込み、ただ静かに街は夜を迎える。
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