函館らしい夕陽

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外人墓地附近から撮影した夕陽。

以前は、上の写真のような夕景をよく撮っていた。ただ単純にきれいな風景を撮影したかったためだが、ある時、ふと疑問を持った。それは、この写真は注釈がなければ函館の写真だとは思われないのではないだろうか?そんな疑問だ。
確かに、上の写真を本州のどこかの風景だと紹介しても、誰も疑わないかもしれない。自分は函館の写真を撮っているつもりだ。

単純にきれいな風景を撮るというのは悪くない。誰でもが魅せられる景色であるだろう。だが、このような写真を撮った後に、ある場所の風景を思い出してしまった。それは、昔見た新潟県の弥彦山山頂からの絶景だった。
夕陽ではなかったが、陽がたいぶ傾きかけた時分であった。弥彦から寺泊方面に続く単調だがきれいなラインを奏でる海岸線。そこから果てしなく拡がる日本海。視点をゆっくり北西に向けると、彼方に微かに輪郭が確認できる佐渡島。
絶句した。こんなに美しい「海」を見たことがなかった。上の写真をもっと上手に撮っても、永遠に比較対象とならないだろうと言えるくらいのシーンだった。本当に、ここに来てよかったと思った。

その風景を思い出したら、単純に夕陽を撮ることを躊躇し始めた。それから、夕方に写真を撮る時は、「函館の夕陽」を撮影することにした。つまり、そこが函館であることがわかる写真だ。

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同じ外人墓地附近でも、ティーショップ夕日のガラス窓に映った夕陽。

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いずれも入舟漁港での夕陽写真。

このように撮る場所・構図は変わったが、まだ自分では「函館の夕陽」を撮ったという実感はない。自分にとっての函館らしい夕陽はどのようなものなのだろうか。たまに、夕陽がらみの写真を撮りたいという欲求が湧き上がっても、どこでどのような写真を撮ったらいいのだ?という疑問だけで終わってしまう。

単純にきれいだと思ったらそのまま撮ればいいだろう、と誰もが思うであろうし、それはそれでいいことだ。だが、生まれつきへそ曲がりの私はそんなわけにいかず、悶々と悩むのであった。


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by jhm-in-hakodate | 2012-01-17 22:55 | 函館で出会ったもの | Trackback | Comments(0)
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