納骨堂

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写真と本文は関係ありません。

先日、両親が購入した納骨壇を見学に行った。購入していたことは知っていたが、見るのは初めてだった。

結局両親が選択したのは、高龍寺であった。つくづく縁があると思った。

母の実家は上ノ国の上国寺であるが、ここは勝山館以来の蠣崎家の寺である。松前家の墓もある。その蠣崎が松前に藩を築き、すぐ近くの法源寺を菩提寺とした。法源寺の函館分院に当たるのが高龍寺だ。

納骨壇は小さかった。それでも、自分の行先を見つけた両親は安心しているだろう。
もっと大きなものに入れてあげたくなったが、今の自分には難しい問題だ。

同じ階にある納骨壇を見て回ると、既に使用されている箇所がいくつもあった。中には若くして亡くなったのだろうな、と思われる方の墓もあった。
納骨壇の外れに、骨壺箱を並べている場所があった。納骨壇を買えなかった方のためのものなのか。中には、年間管理費を払わず、納骨壇から移動されているものもあった。

何か、切ない気持ちになった。死んでからもこんなに差があるものか。



両親が購入した納骨壇に、最初に入るのはだれなのだろうか。父か、母か、それとも私か。




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by jhm-in-hakodate | 2013-02-16 00:20 | 函館で出会ったもの | Trackback | Comments(3)
Commented by ももこ at 2013-02-16 09:31 x
私の両親お夫の両親も自分の死後のために、自分たちの行き先を用意しています。
私たちに心配かけまいとしている心がありがたくもあり、自分の非力さに情けなくもあり…で
す。

Commented by もここ at 2013-02-16 14:53 x
私の祖父母も、何年か前から納骨堂を用意しています。死んでも孫が会いに来てくれやすい場所を選んだと言っていました。長生きしてくれた方がいいので、嬉しいような、複雑なような…(^_^;)

最近は普通の石組でできたお墓の形よりも流行っているのでしょうか?洋風のオシャレ仏壇なんかもあるみたいですね。
Commented by hs511 at 2013-02-16 19:37 x
結局、死んでからも金ですか。