公会堂と知人との遭遇

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昨日、シリーズとして連載している「函館古建築物地図」の撮影の途中、公会堂の庭に立ち寄った。そして、上のような写真や、下のような写真を撮った。

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ついでにこんな写真まで撮った。公会堂のトイレのドアである。

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こんな所までいい雰囲気を持っているのかと思った。そして、再び古建築物写真の撮影を再開するために公会堂を後にしたところ、ちょうどこの写真を撮った場所で猫と遭遇。

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そんな風に「街」と戯れていると、私の名前を呼ぶ人があった。手回しオルガン製作者の谷目基さんだった。私はカメラを構えていたので顔の判別ができづらい状況であったと思うのだが、その構え方ですぐ私だとわかったとのこと。自分ではわからないが、どうやら私の構え方は特徴があるらしい。

谷目さんは、子供と犬と一緒だった。

谷目さんと初めて会話をしたのは、弥生小学校建て替え問題で、谷目さんが中心となって提出した市への要望書の審議会終了後だった。私はそれ以前に、彼の半生を綴ったNHKのドキュメント番組を見ていたため、既に顔は知っていたが、実際に話してみると、気さくに話せる方だと知った。

実は、谷目さんの上の子供さんは弥生小学校旧校舎の最後の卒業生で、下の子供さんは新校舎の最初の入学生だとのこと。何という運命のいたずらか。きっと子供たちが大人になり、振り返った時に父親がこだわっていた弥生小学校のことを思い出し、自らの運命を知ることになるかもしれない。
そんな勝手な想像が頭をよぎる。

谷目さんと少し立ち話をしていたら、とても興味を引く話が聞けた。今は詳しく言えないが、うまくいけば来週、とても貴重な写真をお見せできることになるかもしれない。その話は全面的に手放しで喜ぶことができる内容ではないのだが、記録として写真におさめることはきっととても貴重なものになるだろうし、ある意味、函館古建築物地図の流れを汲むものになるのではないかと思う。

谷目さんと合うと、そんな興味深い話題が必ず登場する。ある意味ファンタスティックな関係であると思う。また、谷目さんの製作したオルガンを全国各地で演奏している、写真家であり大道芸人でもある紀あささんとも、彼女が函館に来た時には飲んで楽しい時間を過ごさせてもらっている。
彼女は今函館観光大使として活躍しているが、彼女の持つ「人をなぜかしら楽しくさせる」雰囲気は観光大使にうってつけではないかと思う。

全国の人々を笑顔にするパフォーマンスをしている人、そして人々を笑顔にすることができるものを製作している人。そんな人たちとの交流を持つことができている私は幸せだと思う。



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by jhm-in-hakodate | 2013-06-12 12:21 | 函館で出会ったもの | Trackback | Comments(0)