函館古建築物地図(大町1番)

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今回から大町シリーズに突入する。大町1番は、基坂から電車通りでは、ちょうど相馬㈱の斜め向かいにある賃貸マンション横の細い通路までと、その通路が折れて東坂まで達する細い道路が山側、つまりバス通り側が含まれる、L字型の一帯となっている。ちょっと変わった分け方だ。

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建物は基坂に面しているが、基坂はその名の通り、函館の基となった坂だ。この上にある、現在は観光バスやペリー広場となっている広大な空き地(旧函館市立病院跡地)に河野政通が室町時代に築いた館(この館の形が遠くから見ると箱型であったため、箱館と呼ばれるようになった)があり、後には隣の元町公園の場所には箱館奉行所や開拓使支庁、凾館県庁などがあり、ずっと函館の中心的役割を果たしてきた所だ。
ちなみに、本来の基坂の由来は、坂下に道路の基点となる「里程元標」があったからとされているが、私には函館の「基」なった坂という意味にとった方がすんなりくる。

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さて、この大町は、1番に限らず、他のブロックでも古建築物ファンはもちろんのこと、一般の観光客の方にとっても有名な建物や、通りを歩いて何となく記憶に残っている建物などが多く存在する。そのような意味では、楽しめる読者も多くいらっしゃるだろうが、その裏にある建物にも、目立たないが、よく見ると味がある建築物が多数ある。

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そして、この大町という名は、弁天町の時にも話したが、江戸時代から存在する地名だ。当時は、今よりももっと広い範囲を大町と呼んでいたように地図から推測されるが、今では近辺の西部地区の町の中で、最も面積の小さい地域化もしれない。

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(撮影日:2013年6月5日)




このシリーズでご紹介する建物は以下の基準で選択・掲載しています。

1.新築年は戦前以前と思われるものとします。ただし、全てを調査するのは困難ですので、基本的には建築様式などで筆者が主観的に判断します。実際の建築年と異なっていたとしても一切の責任は負いません。
2.外壁・屋根などが現代のものに改装されていても、建築様式が前記に当てはまると判断した建物は掲載します。ただし、外観に建築当時の痕跡が無く、明らかに現代のものに改装されているものは除きます。
3.基本的には1棟1枚の写真としますが、建物の規模が大きい場合には2枚掲載する場合があります。また、長屋などはまとめて何戸かの写真を掲載する場合があります。
4.ご覧になった方に先入観を持っていただきたくないため、その建物の肩書(景観形成指定建築物、伝統的建築物、あるいは建物にまつわる物語など)は一切添付いたしません。どうかあなたの感性だけでご覧になってください。
5.写真の過度な編集は行わず、実物に近い状態の写真を掲載します。ただし、筆者の感性でモノクロにした方がいいと判断した場合は、自分に従います。
6.基本的には○○町○番を一括りとして掲載します。枝番(○号)までは掲載しませんので、気なった方は地図を片手に現地を歩いてみてください。
7.本ブログ右側にある「カテゴリー」をクリックしていただきますと、このシリーズだけをご覧になることができます。また、「タグ」ではさらに各町だけに絞ってご覧になることができます。





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by jhm-in-hakodate | 2013-06-22 22:50 | 函館古建築物地図 | Trackback | Comments(0)
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