函館古建築物地図(大町7番)

函館古建築物地図(大町7番)_a0158797_23252974.jpg

大町7番は、前回の6番の電車通りの向かい側、つまり、弥生坂下通りと常盤坂下通り、電車通りと馬車鉄通りで区切られた一帯である。この7番は違った意味で現在の大町の象徴、あるいは西部地区の象徴のような区域である。

どういうことか?それは、空地面積が多いということだ。この辺りは昔は商店、機械系・電気系の会社・そば店などが密集していた地域だった。ところが、冒頭の写真でもおわかりの通り、見事に空地が目立っている。
今回は、古建築物よりも空地を紹介することになってしまう。だが、それが現実だ。土地所有者はこの風景を函館の景観として素晴らしいと思っているのだろうか?

函館古建築物地図(大町7番)_a0158797_23454333.jpg

函館古建築物地図(大町7番)_a0158797_23471477.jpg

函館古建築物地図(大町7番)_a0158797_23463667.jpg

古建築物はほんの僅かだ。

函館古建築物地図(大町7番)_a0158797_23484340.jpg

函館古建築物地図(大町7番)_a0158797_23501895.jpg

函館古建築物地図(大町7番)_a0158797_23494297.jpg

函館古建築物地図(大町7番)_a0158797_23511871.jpg

函館古建築物地図(大町7番)_a0158797_23503812.jpg

上の5枚の写真は、棟続きの建物を色々な角度から撮影したもので、本当に何もないと言って過言ではない。

(撮影日:2013年6月11日)




このシリーズでご紹介する建物は以下の基準で選択・掲載しています。

1.新築年は戦前以前と思われるものとします。ただし、全てを調査するのは困難ですので、基本的には建築様式などで筆者が主観的に判断します。実際の建築年と異なっていたとしても一切の責任は負いません。
2.外壁・屋根などが現代のものに改装されていても、建築様式が前記に当てはまると判断した建物は掲載します。ただし、外観に建築当時の痕跡が無く、明らかに現代のものに改装されているものは除きます。
3.基本的には1棟1枚の写真としますが、建物の規模が大きい場合には2枚掲載する場合があります。また、長屋などはまとめて何戸かの写真を掲載する場合があります。
4.ご覧になった方に先入観を持っていただきたくないため、その建物の肩書(景観形成指定建築物、伝統的建築物、あるいは建物にまつわる物語など)は一切添付いたしません。どうかあなたの感性だけでご覧になってください。
5.写真の過度な編集は行わず、実物に近い状態の写真を掲載します。ただし、筆者の感性でモノクロにした方がいいと判断した場合は、自分に従います。
6.基本的には○○町○番を一括りとして掲載します。枝番(○号)までは掲載しませんので、気なった方は地図を片手に現地を歩いてみてください。
7.本ブログ右側にある「カテゴリー」をクリックしていただきますと、このシリーズだけをご覧になることができます。また、「タグ」ではさらに各町だけに絞ってご覧になることができます。





いつもお読みいただきありがとうございます。日本ブログ村北海道風景写真ランキングに参加しました。
どうか二つのクリックお願いします。(笑)
人気ブログランキングへ にほんブログ村 写真ブログ 北海道風景写真へ

by jhm-in-hakodate | 2013-06-30 23:54 | 函館古建築物地図 | Trackback | Comments(0)