バルの行列とカウンターの中
今回のバルも、私は「カウンターの中の人」となった。
自宅に車を置いて、歩いて銀座通りまで行く途中、いくつかの店の前に行列ができているのを目撃した。いつもよりも行列となっている店が多いような気がした。
冒頭の写真は、アクロス十字街での振る舞い酒を求める行列だ。
例の如く、行列ができているお店の名前は記載しない。
行列ばかり撮っても仕方ないので、ル・コントワール(フランス語でカウンターという意味だそうです)に急ぎ、お手伝いを始めた。着いた時は、ちょうど一段落していた時だった。まだ「仕事モード」になっていなかった私にはちょうど良かった。
今回こそは、カウンターの中からのバル模様を撮影したいと思っていたが、そんな願いはすぐに断たれることとなった。コントワールにも行列ができ始めたのだ。到着してからの1時間がとても長く感じた。とにかく忙しかった。
結局写真を撮る余裕ができたのは、バルの営業時間終了が近くなってからだった。その時残っていたお客さんが腰を落ち着けているのを確認して、お手伝いチームの面々は、今度は自分たちが酒を飲む番だということで、ワインやビールなどを飲み始めた。
ところが、なぜか昨日は酔いが回るのが早かった。
どうしてこんな写真を撮ってしまったのだろうというものがあった。
そしてこの二人の写真は、撮った記憶すら無くなっていた。
結局帰り道の足取りは、見事に千鳥足になっていた。
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