あなたがカメラマンだったとしたら

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ここで質問です。

A子は専業主婦。今日のようなたくさん雪が降ったある日、自宅前の雪掻きが面倒で、夕方までどうしようかとためらっていた。もう少ししたらご主人も帰って来るし、どうしよう?
そんな時、友人のB子から電話が入った。

「ねぇねぇA子、凄くお洒落なバーを見つけたんだけど行ってみない?料理も抜群に美味しいしさ」
するとA子は「でも、雪掻きもまだやっていないし、どうしようかな?」
B子は、 「大丈夫、私だってやってないんだから。何とかなるさ」
「それもそうね」
A子はご主人のためにインスタント料理をテーブルの上に置き、お洒落なバー合いそうな上品なワンピースを着て出かけ、B子とや店で落ち合った。
元々美形の二人はバーでは他の客の注目を浴び、A子は楽しい一時を過ごしていた。

A子が出掛けた後に帰宅した夫のC男は、雪が積もっている自宅前を見て愕然とし、家に入ると、A子の出かけるというメモを読んだ。仕事で体が疲れていたが、このままでは明日の朝車を出すのも大変だからと、食事もせずに雪掻きを始めた。


さて、もしあなたがカメラマンだったとして、また、夫婦のこのいきさつをしっていたとして、どちらの姿を撮影するでしょうか?

肖像権などは関係ないとし、撮影許可ももらえたとしてです。

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私の答えは、A子を撮る、です。
理由は簡単です。単純に「絵」になるのはA子だろうだからです。ある程度のセンスと技術を持ったカメラマンなら、A子をきれいに撮れるでしょう。

でも、A子を撮ったあと、私はC男のことが気になるでしょう。きれいなものだけが全てなのか?
C男の行為は、北国の人間の営みそのものです。
それを「絵」になるように撮れないだろうか?

そんなことを考えてしまいます。

人によっては、感情的に被写体を選別するかもしれません。色々な理由でどっちを撮るか、人それぞれ分かれるかもしれません。
もちろん正解などありません。あるのは自問自答だけです。

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さて、この夫婦を函館の街に置き換えてみましょう。
きれいな街の何かを撮りたいと思ったら、被写体はけっこう決まってきます。そして、そのような被写体を撮影したものがたくさんネット上で拝見します。
それを悪いとは決して言いませんが、私は時々、その陰にある「人の営み」の風景を撮りたくて仕方ない衝動に駆られます。

一般庶民の生活の場。

そのような「におい」のする被写体を撮ってしまいます。

私のブログ写真は、その二つで構成されていると思います。




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by jhm-in-hakodate | 2014-01-11 23:07 | その他雑感 | Trackback | Comments(2)
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Commented by sudach1 at 2014-01-12 10:26
こんにちわ。sudach1です。
写真の被写体の選択ですが、やっぱり絵になるものを選んでしまいますね。私も大阪の御堂筋近辺の写真を撮っているのですが、本当は、サラリーマンの悲哀みたいなものを撮りたいと思っているのですが、いまだに、撮れてません。
被写体を替える努力をしてみます。
Commented by jhm-in-hakodate at 2014-01-15 23:27
sudach1 さん、それが写真を撮る人間のどうしようもない性なんですよね。絵になりずらいものをかっこよく撮れたら最高ですよね。