弁天町強盗未遂事件に見る西部地区の危惧

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昨夜(3/27)午後6時40分頃、弁天町で強盗未遂事件が発生した。
46歳の女性に50代くらいの男性が刃物を突きつけて金を要求し、女性が携帯電話で警察に電話すると逃げ去ったそうだ。
その現場は、写真右の治療院から少し奥に入ったところだった。

もちろん、このような事件は今では珍しくない。全国どこにでもあることだ。
ただ、少し気になることがある。

それは、どうも近頃西部地区の治安が悪化しているような気がしてならないことだ。高齢者の比率が高くなり、人口密度も低くなっているこの界隈は、どちらかと言うと「のんびり」した雰囲気を持っていてもおかしくはないはずなのだ。
一見その通りだ。夜になると早々と静まり返る。街を歩く人は極端に減る。それを利用したかのような犯罪。

先程高齢化率が高い街と言ったが、別の側面もある。元々老朽化し、高い家賃設定をできない家屋・アパートや、市の政策による西部地区ヤングカップル居住促進で低い家賃で入れるところが増え、「ほかの場所では住めない」いわば追い出された者が移住してきているとの話が地元では時々聞く。
つまり、街全体の建物の衰退や市の政策によって、治安が悪化しているのではないか、ということだ。

函館の故郷である西部地区が捨てられて、故郷がひどくなって行く。
そして、故郷を捨てた者たちが集まる場所もまた治安はいいとは言えない。北海道でその代表が札幌だが、私が東札幌に住んでいた頃、路上強盗などは日常茶飯事であった。私も「おやじ狩り」に会わないように、東札幌を夜歩く時は周囲を気にしていたものだ。
札幌以外で、「仕事があるから人が集まる街」苫小牧は道内で最も犯罪発生率が高いとも言われているし、夫のドメスティックバイオレンスによる離婚話もうんざりするほど聞いた。

みんなが故郷を捨てた結果、そのどちらの街もすさんでいく。
理由は簡単だ。本当に「いい街」に住みたいと心から願っている人は、まず今自分が住んでいる場所が良くなることを望み、そのような行動にでるからだ。それをせずに、ただ「いいだろうと思われる街」へ平気に移動するのは、街を食い散らかしているのと何ら変わりがない。その者たちは、街を消費しているだけで、街を生産することなどは考えていない。
消費ばかりが進む街はいずれすさむ。もちろんそのために捨てられた街もすさむ。

その繰り返しだ。

今はただただ、西部地区に、本当にその良さを愛している人たちが住んで、みんな一緒に「良き街」を生産してくれることを望むばかりだ。



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by jhm-in-hakodate | 2014-03-28 23:41 | 函館の現状について | Trackback | Comments(0)
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