会社を辞めるならNo.1をとってから辞めろ

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だいぶ前になるが、ある所で飲んでいると、私のお隣の紳士と会話する機会があり、色々話した中で息子さんが会社を辞めたいと考えているとの話題が出た。
その息子さんは、特別な仕事上のへまをおかしたわけではなく、そのままやっていれば昇進も約束されている立場にあるそうなのだが、自分のやっている仕事に誇りを持てず、仕事をやっていてもつまらないという理由を話していたという。

私も転職を重ねてきた身分なので偉そうなことは決して言えないが、その方に話したのは、辞めるのはいいが、中途半端な仕事の成果のままで辞めても、次に仕事につながらないだろうというような内容だった。仕事というものに対して、やり遂げた自信を持てずに転職するということは、逃げたことと同じだ。
その方は同意してくれた。

実際私はそのようにして転職してきた。転職すると当初は辛い。一からやり直さなければならないからだ。満足な成果どころか、人並の結果も出すことができない。無能社員みたいな状態だ。給料泥棒と言われても仕方ない。だから、必死になって働く。結果が出るまであきらめたくない。
それでも結果はそう簡単には出てこない。でも、その時辛いから会社を辞めたとしても、「仕事ができなかったからやめる能力のない人間」として次の会社での仕事をスタートさせなければならない。これは新しい会社が判断することではなく、自分自身の心の持ち方に影響する。

それがいやだったから、仕事の成果が出ないうちに退職したくなかった。会社からクビだと言われたら仕方ないが、そうでなければ自ら放棄するのは「自分を諦めた」ことになると思っていたからだ。

そんな風にやっていたら、なぜかNo.1というおまけがついた成果を上げることができた。
20代の頃に勤めていた会社では私が所属していた支社の部門が、全社の同部門の中で常にNo.1の成績を収めていた。その会社はその分野では日本No.1の位置にあったため、結果的に私たちのグループは日本一の仕事をしたことになる。もちろんこれは私個人の成績ではなく、あくまでグループの成果だが、奇しくも私が退職したらNo.1の座を他支社に奪われたようだった。

30代にやっていた仕事は色々な支店に配属されたが、その各支店は売上No.1になったり表彰されたりしていた。そこでも私は社内No.1となったわけではないが、なぜか知らないうちにグループが上位に位置づけられていた。

40代に働いていた仕事からは個人の成績に結果が出て来た。この年代になると支店を任されたりするようになるのだが、私が所属している部門の社員の中で最も高い月給をマークしたことがある。これは本人も知らなかっただが、わざわざ役員が社員の前でそのことを話して初めて私も知ったことだった。

そして前職では、契約件数2年間でNo.2、No.1をそれぞれ一回ずつマークしてから退職した。
でも、これらは狙っていたわけではなかった。ただ成果を出せるように必死になって仕事をしていたらそのような結果がついて来ただけだった。何年も働いていると会社の悪いところが色々見えるようになり、それよれも自分自身の考え方が変わって来て、方向転換を検討してしまうことは誰にでもあるだろう。だが、それだけで転職したとしても、最初に言ったようにただ逃げただけにしか過ぎないのではないだろうか。

これは自慢話ではない。私のようないい加減な人間でも何かを残せるのだということを伝えたかっただけだ。逆に言えば、そのような成果を出せたから、次の仕事にある程度の自信を持って臨めたではないかと思う。どんな分野でもいい。例えば、製作部門の仕事をやっている方は、その会社で最も完成度の高い商品を作ったりとか、他の部門でも、新たな業務システムを構築したとか、種類は問わない。極端な話、出勤率全社No.1でもいい、何でもいいから自分に誇りを持てるような結果を出してから転職を考えても遅くないのではないだろうか。

今私はNo.1などは全く考えていない、ただ、函館に貢献できる仕事をどれだけできるかを一番の目標としている。
人によって考えは異なると思うが、もし、これをお読みになっている方で、転職を考えている方がいたら、少しでも参考になると思い、わざわざ話さなくてもいいことを書いてみた次第だ。




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by jhm-in-hakodate | 2014-09-24 13:30 | その他雑感 | Trackback | Comments(0)
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