市長の言葉間違い?
先日、業界の新年会に出席したところ、途中から函館市長が参加し、新年に向けての言葉を述べた。その中で、特に強く述べたのは、北海道新幹線開業に向けての駅前大門地区の行政が関わる事業の展開についてだ。
旧和光ビル跡地での新ビルへの行政主体の予定事業等の施策を述べた中で、ちょっと気になる発言があった。それは、「空いたボーニデパートの利用」というものだった。私は、「えっ、ボーニがついに閉鎖!」と驚いてしまった。まさか!そんなことがあればもう函館は本当に「ド田舎」になってしまう。百貨店が生き残れないのは過疎の象徴だ。そんなことをあれこれ考えてみたが、ちょっと落ち着いて少し調べてみると、市長の言いたかったことはこういうことだろうと推測してみた。
2016年新幹線開業に向けてボーニ森屋本館は改修予定がある。その際に売り場・テナントの再構築を行うと一部空スペースができるため、それを公共施設として利用する。
たぶんそんなことだと思うのだが、まともに聞くと、ボーニが閉鎖となったビル全体を市が借りて事業を行うという意味に思えてしまう。まぁ、誰にでも間違いはあるので、追及すべきことでもないのだが、この言葉で、一時私の頭の中には、壊滅的な函館の衰退を想像してしまった。
そのことについては以前にも話しているし、また機会があればお話することもあるだろうが、肝心の駅前大門地区に子供や若者が集まる施設を複数作りたいようだ。
でも、それで本当に活気がでるのかどうかちょっと疑わしい。行政は、駅前大門地区を住・商共存地区に推し進めることに専念し、具体的な事業は民間に任せて、その後方支援をした方がいい結果が出るのではないかと思う。
そんなことを考えてしまった新年会でございました。
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