ハコダテ・ブルー

今日の昼休み、車を停めて車内で少し休憩した。
ふと車窓を見ると、青空が広がっているのがわかった。仕事で移動したり、訪問したりしていると、ただ、あぁ今日は晴天だな、くらいにしか思わないのだが、ちよっと足を止め心を鎮めて空を見ると、私が好きなハコダテ・ブルーがそこにあった。

函館の青空は、他の私が住んだことのある街とは色が違う。青の輝き方が違うのだ。海に面する街だからなのかと考えたことがあるか、そのような街に住んだこともあり、また仕事で訪れたことが何度もあるが、やはり函館の青空はちょっと違う。
そもそも私は青が好きなのだろうと思う。実はカメラを選ぶのも青の出方で選んでいた。
個人的な好みだが、私はNIKONやSONYやPENTAXの青を好きになれなかった。たまたまなのかもしれないが、それらのカメラで撮られた写真の青がそうではなかった。
最も私が好きな青に近いのがCANONだった。だからずっとCANONを使い続けてきた。
それは、私が好きなハコダテ・ブルーをできるだけ忠実に再現できるかという基準だった。

だが、CANONもどこか色にムラを感じる部分があった。上手く言えないが、どこかちょっと違うんだよな、といつも思っていた。
でも、今日LeicaのX-Eで何気なく撮ってみたら、私が好きなハコダテ・ブルーをかなり忠実に記録してくれていた。正直言って大きな期待はしていなかった。コンデジにそこまで望むのは、いくらLeicaでも無理だろうと決めつけていた。
ところが、PCで再生してみると、「これなんだ、この青が欲しかったんだ!」と、内心ものすごくワクワクした。
と共に、コンデジでこれだけ撮れるのだから、一眼レフだとどのような世界を見せてくれるのだろうかと想像してみた。
いや、今はやめよう。Mシリーズに憧れを抱きながら、このX-Eでもっといい写真を撮ってみよう。もっと使いこなしてみよう。
体調が整い、今より少し暖かくなったら、X-Eを首からぶら下げて散歩をしてみよう。違う世界を見ることができるかもしれない。また写真を撮ることが楽しくなりそうだ(笑)
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