その一言があるお店、ないお店

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えー、気が付けば最近色々なお店のことなんかを書いたりしているのが続き、グルメブログではないと言いながら、そのような傾向になっているついでに、今日は先日体験したおる料理店のお話を。

そのお店は、海岸線にある和食系の料理店だが、日常的にはあまり行かない所で、そこがオープンしてからも3~4度しか利用していないお店だった。
ところがある日、たまにはそのお店の料理でも食べようと、お昼時に入ってみたら、満席状態。まぁ、仕方ない.カウンターの一人掛け用の席もそのうち空くだろうと待つことにした。係員の指示に従って、順番待ちの雹に私の名前と人数を書いたのでした。

ところが、その直後、2人用のテーブルが空きました。と同時に店に男女2名のお客さんが入って来たのですが、係員は、空いたテーブルにその2人組のお客さんを案内したのです。
私が先に待っているのに、2人組を優先して案内したい気持ちはわかります。2人用の場所にひとりで占領されたらお店としたら1一人をとって二人を犠牲にする可能性があるからです。私のようなサラリーマンが外出先でひとりで食べるということには、そういうどちらかというと「後順位」に位置されているとは比較的小多くの店でも感じることができるので、ある程度は慣れている部分もあるのです。

少しすると、また2人用のテーブルが空きました。食器等を下げても、そこは空席のままでした。私への案内はありませんでした。すると、またまた2人組のお客さんが入店してきて、係員は待っている私には何も言わずにその2人組を案内した。
さすがにこの時は、もうだめだと判断しました。2人組を席に着かせた後、係員が私に「すみません」と言ったのですが、もう遅いです。私は「やめます」と言って、そのお店を出ました。

私が不快感を覚えたのは、祖気に待っている客に、「すみません、この方々を先にご案内してもいいですか?」ということばをひとこともかけなかったことだ。先ほども言ったように、2人用のテーブルには二人を着席させた方がいいという店側の気持ちもわからなくない。
だから、先ほどの一言を言っていたなら、もう少し待っていたかもしれない。その言葉が全くないまま当然のように2人組を優先するという、このお店の姿勢が最も不愉快だったのです。

私がよく行く蕎麦屋さんではこのようなことはありません。待っているお客さんには、必ずご了承をいただくための一言をかけます。よくあるのは、カウンターの一人席が空いた時、先に二人組が私より先に待っていたときの場合。一人分しか空いていないのだから二人は座れないことは誰が見てもわかるのですが、それでもちゃんとお断りとご了承を得てから席を案内するのです。だから私は、待っているお客さんにお辞儀をしてカウンターに座る。
また、逆に私が席を動くことによって、後から入って来た複数のお客さんが座れるなら、何の躊躇もなく席を移動しています。それは、自分がちょっと得したことへのささやかなお店に対する恩返しなのです。

そのひとことを言わないお店は、今や函館を代表する寿司店の系列店なのですが、その企業はそういう客の扱い方をするようにしろと社員教育をしているのだろうか?前々から私が入ったお店の従業員の客に対する応対が雑だなと思っており、好印象は持っていなかったのですが、頻回のことで決定的になりました。もうそのお店にはいくことは決してないでしょう。

かたや、比較として出した蕎麦店は今後も利用させていただくことになるでしょう。
その違いは、たったのひとこと。「こちらを先にご案内してもよろしいでしょうか?」これを言うか言わないかの差だ。

もうひとつ疑問。その不快感を覚えた店はいつも混んでいる。函館の人はそのような客への対応をしている店に何の疑問も感じずに行き続けるのだろうか?行くとすれば、函館スタンダードというのは、「気遣わずということになるだろう。
それを第三者(観光客など)が感じたら、函館の印象はどうなるのだろうか。

単なる一つの店の出来事ではないのです。



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by jhm-in-hakodate | 2016-04-04 00:38 | 函館の現状について | Trackback | Comments(0)