「皆言ってるよ」の皆は誰のこと?

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時々人との会話の中で、「あなたのこと皆、〇〇だと言ってるよ」という言葉を話す人がいます。
この〇〇が、例えば「皆いい人だって言ってるよ」であるのならいいのですが(誰でも変な下心を感じない褒め言葉なら気分が悪くはない)、その人を批判・非難する意味で使う時、ふと、その人が言っている「皆」とは誰のことなのだろうと考えてしまいます。

その人とお付き合いのある人たちの中での「皆」なのか、それとも、本当はそれほどの数はいないのだけれど自分の考えだとは言いたくないから「皆」という言葉に替えて言ってしまったのか、それとも本当に「皆」なのか?

私はこの疑問を持つようになってから、なるべく「皆」という言葉は使わないように心がけています。それでも滑って話してしまった時、内心「しまった!」と悔やんでしまいます。なぜなら、私の知人の数なんてたかが知れているし、世の中全体のごくごく少数でしかないのですから、それを忘れてまるで正義の代表かのように話すということは、同時に自分の世界がとても小さいということの裏返しになるからです。
仮に知人が1000人いたとしても、函館26万人のうちのたった1000人であるし、北海道530万人のうちのたった1000人であるし、日本1億2650万人のうちのほんのわずかな1000人であるし、世界76億人のうちの1000人なんて0にも等しいくらいの小さな数であります。

それでどうして「皆」と言えるのでしょうか?

そんな風に自分をかばうために「皆」という言葉を使うなら、「自分はあなたのことをこう思う」と堂々と言った方がずっと潔く思うのであります。自分の意見・考え方としてあなたのことをこう思う。もしそれによって相手に不快に思ったとしても、責任は自分だけにありますからね。たまたま何人かと同じ考えを持ったとしても、少人数の考えを「皆」の考えだというのは、自分のキャパシティの狭さをアピールしているにすぎないと思います。

ただし、「周りの皆、あなたとことを心配しているよ」とか、特定のグループ内(会社の部署などもそうですが)での「皆」は本当に皆なのかもしれません。
ともかく、本当に言葉の使い方は気を付けなければなりませんね。


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by jhm-in-hakodate | 2018-06-04 23:19 | その他雑感 | Trackback | Comments(0)
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