外人墓地の海側の径を歩く
隋人墓地の海側の径を歩いた方はどれほどいただろうか。
恥ずかしながら、私もこの度始めて歩いてみた。
この径とは、一般的な外人墓地を巡る少し広めの道路の1本下にある、人がやっとすれ違うことができるくらいの細い径であった。
この径を歩くと、普段は墓地の中を通って行く「モーリエ」が小さな階段を上るだけで行ける。いわゆる表門みたいなところだが、場所の関係で「裏手」のように思ってしまう。
この場所に立って函館湾を行き交う船舶を見ていると、色々な雑念が消えて行く。ただただ、我々は静かにどこに行かなければならないのだと、その黙っていては何もできないということを、船は教えてくれる。
こんな風景はここでしか見ることができないだろう。
やはり、私たちは静かに静かに旅発たなければならない。でも、それは戻って来る場所があるという船出だ。
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