<予告> 函館にはどうして土産用定番スイーツがないのか?

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30年以上前、千歳空港から東京行の飛行機に乗ると、(極端に言えば)2人に1人は「白い恋人」か「六花亭」の紙袋を携えて機内に搭乗していた。
北海道に来たらこれをお土産にするとみんなに喜んでもらえるから。あるいは間違いのないものだから。とりあえず失礼はないだろうから。理由は個人によって異なるでしょうが、それはびっくりしてしまう光景でした。
今でも、先日見たテレビ番組では、日本の中でお土産人気No.1がRUTAOでNo.2が白い恋人だとか。これは北海道の中のランキングではなく全国のランキングだった。

そう、私も旅の帰りにご当地のお土産を考えると、けっこうそれだけで時間だけではなく精神的にロスをしてしまうことがある。
そんな時、〇〇に来たら、何はともあれ、これは定番でしょう、というものがあると助かる。
もうすっかり慣れた味とはいえ、仙台に行ったら必ず私は「萩の月」を買うルそれは二十代の頃、お土産でもらった萩の月を初めて食べた時、衝撃が走ったからだ。こんな美味しいお菓子がこの世にあったなんて!

それ以来、仙台のお土産=萩の月という公式が私の頭の中に出来上がった。
このようなインパクトを与えると、それを造った人たちが住んでいるその街のイメージもなぜか良くなってしまう。これは多くはないかもしれないが、私だけではないだろう。
しかし、函館には残念ながらそのようなお土産スイーツがない。全くないという訳ではないけれど、たぶん函館の観光客は、「迷わずこれ」というものには出会っていないだろうと思うし、とりあえず函館という名前がついているお菓子を買って行けばいいだろうという認識ていどなのではないか。

では、なぜ函館にはそのようなネームバリューのある土産用スイーツがないのか、話し始めるととても長くなるので、シリーズとして数回に分けて述べてみたいと思っています。それは、函館の人の気質の上に成り立っているものだからです。





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by jhm-in-hakodate | 2019-03-17 23:21 | 函館の現状について | Trackback | Comments(0)