1億円のウィスキー、日本のイチローズモルト

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イチローズモルトのカードシリーズ全54本セット(もちろん未開封)が、香港のオークションで約1億円近くで落札されたそうだ。このウィスキーは2005年~2014年までシリーズ化され販売していたようだが、全て生産本数が少ないため、全てを揃えているのは世界で4セットしかないと言われている。
そのうちの1セットがオークションにかけられると、当初予想していた落札価格は6000万円から8000万円だったらしいが、それを大きく超え9750万円で落札になったという。

このトランプシリーズ、見たことは1回だけ。それも空き瓶になったもので、当然飲んだことなどありません。
それにしても、こんなクレージーな価格が付くものいかがなものかと思うのですが、ともかく、イチローズモルトが英国で開催される品評会で3年連続最高賞をもらうほどの逸品であることは間違いありません。

私がイチローズモルトと出会ったのは、5年以上前、杉の子でたまたまお客さんがお土産に置いて行った「秩父」を試飲させてもらった時だった。もちろんその時は銘柄もメーカーも全く知らなかったのだが、一杯飲んで、すぐに虜になってしまったのを今でもよく覚えている。
その後、バーに行くと必ず「イチローズモルトはありますか?」と訊くようになった。こだわりのある蕎麦店は、共通して天ぷらも美味しいように、鮭にだ割を持っているバーにはイチローズモルトがあるはずだと考えているからだ。

写真のイチローズモルトは札幌の「ドゥ・エルミタアヂュ」で3年前に置いてあったもので、これをチョイスしているとは、さすがに名店と呼ばれるにふさわしいもので、行く度に感服させられる。ちなみにとても下衆な話だが、ネットで販売されている現在の価格は20万円以上だ。当時はそんなに高い価格ではないと思うが(たぶん)たった3年で市場価格がそれくらいになったのだと思う。

私は大量に飲むいわゆる「のんべえ」には体質的になれないので、一杯を充分堪能したい。美味しい酒を3杯飲んだらさっと家やホテルに帰る。それが何よりの贅沢だと思っている。




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by jhm-in-hakodate | 2019-08-19 23:45 | その他雑感 | Trackback | Comments(2)
Commented by sy-f_ha-ys at 2019-08-20 18:37
近年すっかりお酒は飲めなくなりましたが、イチローズモルトは本当に美味しいですよね。
秩父にある関根要太郎さんの実家の一部が、10年ほど前から観光客向けの休憩スペースになっていまして、以前は要太郎さんの姪にあたるおば様からイチローズモルトをよくご馳走になっていました。しかし最近の過剰な人気で、秩父の町では滅多に目にかかりません。この前、会社の同僚の方と「最近イチローズモルト見なくなったね」と話していたところでした(笑)。
Commented by jhm-in-hakodate at 2019-08-20 21:24
sy-f_ha-ys様こんにちは。
今や秩父が世界に誇れるウィスキーになりましたね。それに関根要太郎さんが絡んでくるとは(笑)イチローズモルトの経営者は地元を大切にしているようですが、いつか私も秩父ウィスキー祭に行ってみたいと思っています。
確かに私もしばらく飲んでいません。改めてまた飲みたいという気持ちが大きくなりました(笑)