常盤公園(船見公園)
常盤公園は旧常盤小学校跡地である。函館の歴史の中に学校としての「常盤」という名が出て来たのは明治11年だ。
「公立常盤学校」これがおそらく常盤小学校の前身と思われる。最初からこの場所にあったかどうか、古地図等を調べるとわかるだろうが、今はそれを問わずにおこう。
もちろんここが公園だということはだいぶ前からわかっていた。だが、地元民の私からするとここはひとつの日常に過ぎなかった。だからあえて常盤公園に行こうなどとは、普段は思わなかった。
しかし、改めてゆっくりとこの公園を歩いてみると、その凄さがわかった。
上はどっく方面を見下ろした写真。下は函館駅方面を見下ろした写真。
眺望がとても素晴らしいのだ。こんな眺望は元町方面にはない。函館がなぜ函館なのか、開港から長年多くの船が出入する光景を、ずっと証人のように見続けて来たこの場所はそれをよく知っているような気がした。
特別な施設がある公園ではない。せいぜいベンチと水飲み場とトイレくらいしかない。でもそれで十分だ。
なぜなら、おそらく函館で1,2を争うであろう眺望がそこにあるからだ。
その眺望を、もう少し広角で見てみよう。
常盤公園にあるナナカマドの実は、もうすぐ熟そうとしていた。
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