弥生小学校の想い出(1)

a0158797_23532745.jpg
この小学校には5年半通った。6年間でないのは、約半年、父親の移り気で入舟町に引越したからだ。そのため今は無き幸小学校に転校することになったが、母親が住環境に馴染めずたった半年でまた弁天町に戻った。
この幸小学校転校時、私の遊び場も変わった。場所は恐らく今の弥生小学校(旧西小学校)が開校する前の空地(一応公園の形態を有していたと記憶している)だった。ある日のこと、ちょうど雨が上がるのを待っていたかのようにこの公園に子供たちが集まっていた。あちこちに水溜りが点在していた。私はブランコか何かに座ってじっとしていた。
そこにある「知的障害者」がやって来た。恐らく彼も私と同じように誰かと遊びたかったのだ。ところがその時、彼を見つけた上級生が彼を押さえつけ、脅迫するような言葉を吐きながら無理やり彼に水溜りの泥水を飲ませ始めた。当初、彼は言葉にならない声を出して抵抗していたが、恐ろしさの余り水を飲み始めた。少し飲み込んだ時、彼の祖母と思われる女性が来て大きな声で叱責し上級生たちを退散させた。彼は泣いていた。

いじめはずっと昔から間違いなくあった

44年も前の出来事だが今でも鮮烈に脳裏に刻み込まれている。忘れようにも忘れられない場面だった。
今彼はどうしているのだろうか?また、泥水を飲ませた上級生はどんな人生を歩んだのだろうか?できれば彼の100万倍の泥水を飲むはめになっていてほしいと思う。

その後、しばらく彼を見ることはなかった。
ところが、再び私が弥生小学校へ転校した時、彼を校内で見つけることとなった。彼は弥生小学校の「特殊学級」に通っていたのだ。

次回に続く。
by jhm-in-hakodate | 2010-01-11 23:58 | 函館で出会ったもの | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://jhm1998.exblog.jp/tb/9635109
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。