2010年 06月 03日 ( 2 )

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旧相馬邸をご覧なった方はお気付きかも知れませんが、邸内には写真の番付が陳列されています。
昭和10年度の高額納税者ランキングだ。

高額納税者を見ると、錚々たる面々が名を連ねている。横綱の岩崎氏(勿論三菱財閥)、大関の三井氏(三井財閥)前頭に移って野村財閥、豊田家や松下幸之助氏と続き、一列目の最後に相馬哲平氏の名を見ることができる。
もちろん当時の北海道ではNo.1であった。

ところで、よく見てみると、各人の職業のところに「男爵」や「伯爵」・「公爵」という身分が冠となっている方を幾人か見つける。当時の財閥等の実体をよく知らないため、単純な疑問を持ってしまうのだが、男爵とか伯爵という身分だけでお金が入ってくるのはどんな経済システムだったのだろうか?
まぁ、知ったところで自分にその遺産の一部が入ってくるわけでもないので、どうでもいいことですが。

何かの参考としてください。
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杉の間から見える函館山。どこからでも函館山を見つけようとする習慣は多分一生ものでしょう。

昨日、報道番組の多くの時間を費やした鳩山首相辞任について、アメリカのメディアの反応で気になることがあった。それは「日本人は自国の代表を選ぶ能力がないのではないか?」という内容のものだった。
他国の人からそう言われるのも無理はない。何しろ4年間で4人の首相が替わるのだから、異常であり、日本人そのものに疑問が向けられても仕方の無いことだ。

まず、身近なところから考えると、鳩山首相が選挙区が違うとはいえ北海道選出の国会議員であることを認知している道民・市民はどれだけいるだろうか?正直言って自分もそうだが、日常的には殆ど意識せず国会という遠く離れた「別世界」でのできごとのように思ってはいないだろうか。
ひとつだけ言い訳をすると、鳩山氏のみならず歴代首相は自分の属する選挙区から選出した人物ではないし、まして首相として投票しているわけではないので、自分たちが選んだ国の代表者という認識を持ち辛いということがある。これは恐らく私だけの認識ではないと思う。

そこで、せっかく国民投票法が施行されたことだから、憲法第9条より先に第67条「内閣総理大臣は、国会議員の中から国会の議決で、これを指名する。この指名は、他のすべての案件に先だつて、これを行ふ。」を国民投票で行うということに憲法改正することを論議することが優先されるのではないかと思います。
直接選挙による選出であれば国民は自らの責任を感じ、まるで他人事のように国会を見ることは少なくなるだろうと思うし、より投票に対し熟慮するのではないかと思う。また、一方的な責任の押し付けも無くなるのではないか。

そいう言う意味では、憲法第15条の改正、というよりその運用規定も改正されるべきではないだろうか。

第15条 公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。
2 すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。

ここでの「公務員」という範囲を少なくとも省庁のある程度までのポストと地方自治体のある程度までのポストを規定して選挙による任命ととしたいものですね。
また、第2項を読むと、今の公務員は憲法違反の行為を成していることがよくわかります。私たちに罷免の権利を与えてほしいものです。

なお、これはもちろん個人的な意見であり特定の個人を批判するものではありません。よく、会話で政治問題を題材とすることはタブーとされていますが、これは国民の責任の放棄ではないでしょうか?どうぞ皆さんもお考えください。