2011年 05月 04日 ( 1 )

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JOE

二十間坂の女神様が本ブログで初めてお話をしてくださいました。

「今、私はとても心地良くてたまりませんのよ。この賑わい、ニューヨーク・リバティ島のお姉さん程ではないけれど、見られるのってやっぱり素敵。桜も咲いて、観光客もたくさん来て、もう私は二十間坂になくてはならないものになってしまったわ。フフ、予定どうりですけどね」

「あーら、これはここだけの話よ。イメージが悪くなっちゃうから。あまり人に言わないでね。ずっと屋上にいた頃は不自由で退屈だったわ。寝そべっていたから楽だったでしょうって?そんなことはないのよ。女神ってずっと立っていなければならない大変な職業なんですよ。足はむくむし、下肢静脈瘤になりそうなんだから。でも、お姉さんには負けられない。立派に二十間坂の天辺から街を見下ろす職務があるんですもの」

「再び地上に立った時はまた色々騒がれたわ。まるで私が悪者であるかのように。困ったものね。でも、運というのかしら、私はやっぱり幸運の女神なのよ。市の方々が何かしようとした時、その地方の方々には申し訳ないけれど、大震災が起きてそれどころじゃなくなったでしょ。皆様すっかり私のことなんか忘れて・・・それはとても都合よかったけれど・・・少し落ち着いて立っていることができるようになったの。そしておまけに市長選。今度の市長さんって、業界寄りのお方なんですって!なんと素敵なことでしょう。きっとこの業界にも寄ってくれるでしょう。そうすれば安泰。もう怖いものなしよ。市長さん頼みますよ。景観とかどうでもいいでしょ、金になったら。あら、私としたことが、つい本音が・・・」

「でも、市民ってこんなものよ。ちょっと何かがあると、もうすっかり忘れてしまうもの。お陰で観光シーズンにちゃんとこうして立っていられますから、ホホホ。あとはベニヤで作った仮の台座をちゃんとコンクリートで固めてくれたらもう万全。市長さんが変わったから、都市建設部の何とかさんも来ないでしょ、きっと。これがこれからの二十間坂の風景になるの。知らなかった?自由の女神って、それを建てた人が世の中を自由にできるからそう呼ばれているのよ。アメリカがいい例じゃない。そんなこともわからなかったなんて、本当に・・・。もうこれ以上は言わないわ。それでは皆様お元気でね」


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