2011年 11月 27日 ( 1 )

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総論
 ①良いか悪いかは別として、函館は観光並びに観光に付随する産業が主幹となっている。
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 ②観光のメインはベイエリア周辺からの西部地区になっている。
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 ③西部地区には、京都や本州の寺院・庭園のような圧倒的存在感を示す観光資源がない。
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 ④ひとつひとつの古い建物の集合体(街並)が函館の最大の魅力である。
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 ⑤古い建物を多く失うことは、函館の魅力を失うことである。
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 ⑥古い建物を守る必要がある。

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現状
 ①様々な原因によって、西部地区に新たな建物を建てることが困難である。また、借地が多い。
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 ②新たな家を望む者は西部地区を去り、古い建物の主が不在となり、維持もできなくなる。
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 ③努めて建物を維持しようとする者も、その費用の捻出に限度がある。
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 ④住生活環境の整わない建物には、人が居住しなくなり、結果的に解体せざるを得なくなる。
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 ⑤函館最大の魅力である「街並」が崩れてしまう。

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対策
 ①観光資源の確保という観点ではなく、古建築物の住環境の整備という視点で、リノベーションを推進する補助金の充実を図る。
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 ②①と並行して、小規模な文化活動ではなく、市民・観光客にインパクトを与える大規模な文化事業を実施する。
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 ③文化が普及すると、西部地区の建築文化ないし「函館の文化」への関心が高くなる。また、整備された西部地区の住居への移住者も増加する。
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 ④観光だけではない文化の街としての西部地区として生まれ変わり、函館の魅力は増す。


以上、古建築物の維持の必要性をチャート式に説いてみた。これらの一部分だけを議論している場面をたまに見る。だが、一部だけの結論を出しても何も解決できない、函館という街は課題を孕んでいる。これらは全て繋がっているのだ。
しかし、現状では「対策」は理想論と捉えられてしまう可能性が高い。まして、箇条書きにしたら余計にそう思われるだろう。だが、市民が本当に函館の魅力を理解しようとしたら、全く不可能なことではない。

違う言い方をしよう。ちょっとお洒落な生活を、それが最も適した地域で、現代生活に適合した住環境にすることによって函館の魅力は増す、ということだ。しかめっ面をして考えることではない。楽しい夢を見るだけのことだ。
もう一度言う。これらは繋がっていて、どれかひとつだけ取り上げて議論しても何の解決にはならない。


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