2011年 12月 04日 ( 1 )

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私が中島みゆきの演奏に触れたのは、今から35年位前であった。ヤマハ主催のポプコン(ポプュラーソングコンテスト)函館予選のゲストとして、アマチュアミュージシャンの演奏終了後、函館代表を決める審査員採点の時間にステージで演奏した時だった。これが私にとって最初で今のところ最後の中島みゆきのライブ観賞になった。
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彼女の歌は、後年のようなシンガーとしてのゆとりを感じさせるものではなかった。まるで、他のアマチュアと一緒にされてたまるかと言わんばかりの緊迫感を漂わせる歌だった。正直、聴いててこっちも苦しくなった。張り詰めた彼女の波動がこちらにも伝わってきた。それが苦しかった。
だが、心に響いた曲もあった。「アザミ嬢のララバイ」と、そして「時代」だった。

このYou Tubeのビデオの世界歌謡祭の場面のような恰好だったと記憶している。それから彼女は一躍有名になり、このような「ドサ回り」はしなくなった。その後、身近に感じる「噂話」として、「札幌三越によく買物に行っている」とか、「北海道のお土産を必ずヤマハ会長に持っていく」といった札幌発の風の便りだけになった。
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「時代」の「今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩き出すよ」という歌詞が好きだ。旅人が倒れるというのは思い切った表現だ。日々の生活を「旅」と感じるのは、若者の特権だ。私も若い頃、日常生活で旅をしていた。毎日違う街を訪れたような出来事と出会いがあった。
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ビッグネームとなった彼女は、簡単に見かけることができるような存在ではなくなった。だが、勝手な想像だが、彼女の戻るべき地は、やはり十勝の白樺が綺麗に並んでいる眩いばかりの雪原のような気がしてならない。毛糸の手袋に白い息を吹きかけ、ちょっと憂い気味に歩く中島みゆきは最も美しいに違いない。


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