2011年 12月 19日 ( 1 )

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大手町の灯り。

前回、公務員についてお話ししましたところ、多くのご意見、賛否両論をいただきました。私としては、しばらくこの題材に関しては控えておこうと考えていたのですが、昭和のオヤジがどうしてもオレに話をさせろと申し出ました。もちろん私は断りましたが、何でも、昔一時期公務員の職に就いていたとか。(本当かな?)

「何だって、バカ野郎。こう見えたってな、オレは仕事は真面目にやるタイプなんだ。けっ、人を見かけでしか判断できない薄っぺらい野郎が。とっとと引っ込んでやがれ。おっと、でな、オレが公務員やっていたのはな、まだ嫁にやるなら公務員だけはやめとけ、と言われていた時代よ。わかるか、お前ら。公務員は昔から楽していい給料をもらって安定していると思っていたら、とんでもない話だぞ。そりゃあ貧乏だった。ドックにいた奴らが大門で大酒食らって、競馬に大金つぎ込んでいた頃、オレたちはな、神棚に上げた酒をチビチビやっていたもんよ」

「本当に貧乏だった。子供にも満足に服を買ってやれなくて、女房が息子のズボンのツギハギが破れた上にツギハギして、穿かせていた。オレは不憫だった。だがな、金はなくても住民のため、お国のためにと我慢して仕事したもんよ。それが何だ。民間の奴らはな、高度経済成長でたんまり儲けて、しまいにはバブルで浮かれやがって、金を湯水のように使って。バカみたいだったぜ。まぁ、その時は民間の奴らからいつも接待ということで、あちこち呑みに連れられたからな、少しはオレも恩恵を受けたけどな。おっとっと、これはここだけの話だ。何も聞かなかったことにしてくれ」

「だがな、ずっと貧乏を我慢してやってきたんだからな、少しくらいはオレたちにもいい目を見させてくれたっていいんじゃねえか。違うか?それが、今になって公務員の給料は高すぎるだとか、けっ、バブルの時に貯金しなかったおめえらが悪いんでぇ。だろ?結局これでおあいこというわけよ。わかったか。何?何で公務員辞めたかって?汚職よ汚職。だがな、オレがもらったは缶ビール1ダース詰め合わせだけだぞ。たったそれだけで懲戒免職になっちまった。世間じゃオレがたんまりもらったことになっているが、オレはそんな見つかるようなヘマはしない。いやいや、そんな不正はしねえ。いわゆるトカゲの尻尾切りってやつよ」

「だがな、息子なんか見ても大した給料ももらっていねぇようだし、世間が言うのもわかるような気がする。そうだ、じゃぁこうしよう。その年の市の収入によって次の年の公務員の給料が決まるってのはどうだ。こうすれば世間が不況で税収入が減ったら、公務員の収入も減る。役人は減っちゃあまずいってことで、一生懸命民間の応援をする。あちこち飛び回って景気が良くなるように頑張るだろう。そうすれば、民間も喜ぶし役人もウッホウッホだ。どうだ、いい考えだろ。だがな、ちょっと心配なのが、先ず最初にやるのが税金の取立てのような気がすることだ。あいつらならやりかねないからな。手っ取り早いことしか考えないからな。それは公務員だった自分がよく知っている。困ったもんだ」

*この昭和のオヤジはフィクションであり、実在しません。そのため、独り言はすべて架空の本人の勝手な弁であります。← これって、責任逃れ?



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