2013年 05月 16日 ( 3 )

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今日は本当に久々にスカッと晴れたと言える好天の函館であった。
そこで昼休みに、「海岸町船溜」と中央埠頭へ行き、対岸の西部地区を何枚か撮影した。
上の写真、いかにも、という感じでしょう(笑)

では観光ポスター的な写真の続きをどうぞ。

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これは弥生坂です。

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もちろんそれ以外の写真も撮りました。

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弁天町16番は、姿見坂下通りと幸坂下通り、電車通りと馬車鉄通りに囲まれた一帯だ。前回の15番もそうだが、こちらも商業色が強い古建築物が建ち並んでいる。

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田本研造氏の明治時代の写真を見ると、このような倉庫や蔵などが所狭しと軒を連ねていた。私は時々思うのだが、末広町の洋風建築物などやこのような立派な蔵を備えた弁天町方面の建物がもし今もそのままあったら、恐らく人々はテーマパークに来たのではないかと錯覚してしまうだろう。
それくらい函館の建築物は当時の先端を走っていたと言っても過言ではないと思っている。

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このような、一見古くない建物のように見えるものでも、よくよく近くで見るとそれなりの痕跡が残っているものだ。今回の撮影で苦心し時間がかかったのは、そのようなものを発見できるかどうかいう点だ。

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明治・大正時代のことを想像しながら建物を見て回ると、函館の建築物の特徴である和洋折衷住宅があるのは、なぜか当たり前のように感じる。他の街では珍しいものが普通にあって埋もれている街、それが函館だ。

(撮影日:2013年5月1日)



このシリーズでご紹介する建物は以下の基準で選択・掲載しています。

1.新築年は戦前以前と思われるものとします。ただし、全てを調査するのは困難ですので、基本的には建築様式などで筆者が主観的に判断します。実際の建築年と異なっていたとしても一切の責任は負いません。
2.外壁・屋根などが現代のものに改装されていても、建築様式が前記に当てはまると判断した建物は掲載します。ただし、外観に建築当時の痕跡が無く、明らかに現代のものに改装されているものは除きます。
3.基本的には1棟1枚の写真としますが、建物の規模が大きい場合には2枚掲載する場合があります。また、長屋などはまとめて何戸かの写真を掲載する場合があります。
4.ご覧になった方に先入観を持っていただきたくないため、その建物の肩書(景観形成指定建築物、伝統的建築物、あるいは建物にまつわる物語など)は一切添付いたしません。どうかあなたの感性だけでご覧になってください。
5.写真の過度な編集は行わず、実物に近い状態の写真を掲載します。ただし、筆者の感性でモノクロにした方がいいと判断した場合は、自分に従います。
6.基本的には○○町○番を一括りとして掲載します。枝番(○号)までは掲載しませんので、気なった方は地図を片手に現地を歩いてみてください。
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今日あるところで珈琲を飲んでいたら、すぐ近くで3名の中年女性の観光客が話していた。聞こえてくる会話では、北海道に来るのは初めてではないようで、小樽にも行ったことがあるようだった。

その中で気になったことがあった。函館は坂が多く、また見どころが分散しているために、見て回るのが疲れる。小樽の方が観光ポイントがまとまって回りやすい、とのことだった。

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確かにその通りだ。小樽も坂が多い街だが、「見どころ」は主に運河周辺の限られた地域に集中している。それに比べ函館は、西部地区・五稜郭公園・トラビスチヌ修道院などと分散している。

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だが、それはガイドブックに記載されている「お約束」の観光地を見て回る場合だけのことだ。それを効率的に見ようと思えば函館観光はけっこうハードだ。電車やバスの時刻表とにらめっこして、分単位でスケジュール管理しなければ滞在時間内にそれらを見ることはできないだろう。

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そんな時間に追われる観光は疲れるだけで楽しい思いをすることができないかもしれない。
誤解を恐れずに言うと、函館は観光する場所ではない。旅をする場所だ。
だから、ガイドブックは持たず、現在地確認のための地図を片手に気ままに旅をするのが最も適している。

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ガイドブックにも問題がある。例えば、トラピスト修道院が日本で最初に設立された修道院であるとか、そこで教師をしていた三木露風が「赤とんぼ」の詩をその時代に作ったとか、そのような物語を書いているものは少ないだろう。

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例えば、誰しもが京都をある程度しっかり見て回ろうとしたら、何日かの時間が必要だと考えるだろう、寺院の多さや、それらがあちこちに点在していることを考えると、1泊2日では時間が無さ過ぎる。

だが、函館も似たようなものなのだ。知れば知るほど色々な物語を発見することができる街、それが函館だ。函館も1泊2日では回りきれない歴史的に重要地点が多数ある。

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だが、残念なことに、それはいわゆる観光という形式の旅行をしていたら得られないのも函館だ。スケジュールなど立てずに、じっくり歩いてみて回る旅をすると、函館は少しずつその奥の深さをあなたに教えることだろう。




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