2018年 01月 02日 ( 1 )

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私は何でもそうだが、機会があれば○○発祥の場所に行くようにしている。一昨年は「しじみラーメン」の発祥の地である青森県十三湖湖畔の「和歌山」でしじみラーメンを食した。味噌ラーメンの縮れ麺はゆはり西山製麺がいい。登別温泉もやはり第一滝本館がいい。日本のワインの父と呼ばれる岩の原葡萄園のワインもとても美味しい。

元祖を知るということは「本物」を知ることに他ならない。その後色々な細工・デコレーションを施してとても美味しそうに見える食事などがいくら出ても、私が興味を最も示すのが「元祖」だ。なぜなら、それまで誰もやっていなかったことを初めてやるということは、想像を絶する苦難が伴い思われるのだが、それを克服して完成させたものは、その料理の本質が詰まっていると思っているからだ。また、料理への愛着・こだわりが最も強いはずだ。
そういうものを食べないわけにはいかない。たまたまご当地に行けたなら、それはやはり「元祖」を食べることが王道であると私は考えている。

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その「味 太助」の店内は、まるで年季が入った居酒屋のようだった。私は一組待ちであったがほどなく座ることができた。カウンターの席だった。カウンターということは調理の様子が良く見える。厨房内の方々(高齢者だった)は注文を訊くと、まるでやっと電池の電源がオンになり、体内の機械が作動した仕掛け人形のようにそれぞれが動き出した。でも、ロボットのようにやっているわけではない。ただただ淡々とやるべきことを繰り返している、仕事に忠実な姿に思えた。

私が頼んだのは牛タン定食Aだった。牛タン焼きはとてもシンプルな味だった。何かを足し過ぎず引き過ぎず、牛タンの旨味をさりげなく出しているところは、以前JR駅構内店舗のお店で食べたものとは印象が違っていた。約70年前に先代が創り上げた味を守っているのだろう。無意味な味の装飾をしない美味しさ。これが元祖とされる料理にはある。
また仙台に行ったらここに来るだろう。今回は定食を注文したが、今度はビールを飲みながら牛タン焼きだけを1枚1枚堪能してみたい。ちょっとした庶民の贅沢気分で。



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