カテゴリ:社会・経済について( 162 )

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今度の日曜日に投開票が行われる参議院選挙ですが、私は不在者投票を済ませてまいりました。その証拠がこの写真です(笑)

さて、投票前であるにも拘らず、報道では自・公で議会の3分の2に達する勢いであるなどの分析が報じられていますが、どうしてそう言い切れるのだろうかと大きな疑問を持っている私でありますけれど、でも、たぶん結果はその傾向に動くのではないかと危惧しております。
危惧という言葉を用いたのは、より日本は一党独裁の色が濃くなってしまうという意味での危惧であります。そう、日本は中国のようになってしまうのでしょうか?よく安倍首相が、「民主党政権の悪夢の時代」という意味の発言を何度も発しますが、問題は民主党にあるということよりも、政権を執った政党が戦後ほとんど自民党だったということなのです。つまり、自民党は政府の仕事をやった経験が豊富ですが、その他の政党は(公明党を除く)仮に今何らかの理由で政権を取ったとしても、いわゆる初心者なのです。初心者が何から何までそつなくこなすことができるでしょうか?普通に考えても無理だと思います。
民主党政権はまさにそれだったわけで、あちこちにボロが出ても致し方ない部分はあるでしょう。何せ初心者だったのですから。しかし、皆様ご存知の通り、初心者はやはり上手く政権運営ができず、結局短命で終わってしまいました。そして、その後はずっと自民党政権が政治を担っています。

大きな問題はこれなのです。政治を運営できる政党が一つしかないということは、これはかなり不健全な国家の状態であると言わざるをえません。たぶん、今回の選挙でも、自民党以外を考えてもちょっと頼りないから自民党にしようか、と考えている方も多くいらっしゃると思います。そういう方には大変失礼なのですが、それが国家の不健全化を助長していることになってしまうのです。
それは国会や街頭演説で、よく安倍首相が「どうせ次の選挙も自民党が勝つのだから」という前提の思い上がった話をしているのも、自民党を脅かす存在が残念ながらないからなのです。私たちはそこまで馬鹿にされ舐められても、自民党を第一党にしてしまうという国民なのです。これが健全な社会といえるでしょうか?
今まで見習いの仕事しかできなかった者に、急に「店を任せるから」と言われて訳も分からないうちに右往左往してやっているうちに、「やっぱりあんたダメだね」と首を切ったのは私たち国民です。

よく経済界では競争原理という形で品質や価格を競い合うことが多いのですが、政治にはそれが適用しない、また、させることのできない不思議な世界です。
以前もお話ししたと思うのですが、だいたい政党というものがあることそのものが不健全化を助長しているのではないでしょうか?例えば、よく大臣になった途端問題発言をして解任あるいは辞任すると議員がいますが、そのような議員が当選してしまうのも○○党公認候補だからというだけで当選してしまうからなのではないでしょうか?
どんなに政治家としての資質が劣ったとしても○○党から選挙に出れば議員になれる。それは選ぶ私たち国民の大きな過ちです。
まして、比例代表区制度があるのもおかしな話です。○○党の政策を支持したいと思っても、比例代表の上位にいる候補には議員になってほしくないという民意は全く伝わらない、これこそおかしな制度であります。

私は政党など無くなって、立候補者ひとりひとりの能力によって選び、そのような優れた政治家が国会で論じ合うのが最も健全な政治だと考えています。以前からそう考えていましたが、より確信になってきました。それ以外に、このバランスの崩れた日本の政界を正す方法は無いでしょう。かといって、今すぐ急に政党は無くならないでしょうから、私たちにできることとして、この人であれば国会で活躍してくれるだろうと思われる人を選ぶことなのではないでしょうか。

函館のある省庁系出先機関の方がこんなことを言っていました。「本当はもっと予算が欲しいのだが、与党の議員が国会議員に選ばれていないからなかなかお金がもらえない。与党議員だったら入って来るのに」
この言葉を知って皆さんはどう思うでしょうか?あぁ、やっぱり与党議員がいいのか。それとも、議員の所属する政党によって地方を差別することがまともなことなのか。ともかく今の日本政治のバランスは崩れています。中国のように一党独裁で色々な統制を強いられる国に近付きつつある日本を変えることができるのは政治家ではなく私たち国民である、と私は考えています。




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5月の下旬から夏並の暑さになり、函館でもあちこちでエアコンの稼働が始まりました。
以前にもこのブログでお話ししましたように、私はエアコンが大の苦手で、温度設定が低い(つまりエアコンがフル稼働する)と、体のあちこちに骨の髄までの寒気を感じ、風邪のひき始めのような微熱が出、筋肉が収縮し疲労感抜けなくなります。
それは私にとってはもう地獄のようなものです。
そして、それは私だけではなく、意外とたくさん人(特に女性)も似たような体の状態になっていたようです。

ある時、このエアコン地獄、今ではほとんどありえない、昔の非喫運者にとってのたばこ地獄と似ているのではないか頭に浮かびました。
昔のオフィスの喫煙者のディスク上には、当然のように灰皿があり、仕事をしながら煙草を吸うというのは当たり前の光景でした。中にはチェーンスモーカーもいて、室内のたばこの煙の密度は、嫌煙者からすると耐えがたいものだったでしょう。
しかし、その当時はそれが「当たり前」であったし、お客様が来たら「おもてなし」として当然のようにでかい灰皿が差し出され、そこでもプカプカと煙草をあらゆる人たちが吸っておりました。それを、嫌煙者はじっと耐えていました。仕方ない。たぶんそうだったのだと思います。

ところが世の中が次第に「喫煙は悪だ」という風潮になり、まずディスクから灰皿が撤退され、基本オフィス内禁煙、よくて喫煙室があるというのが当たり前になり、今では喫煙者は採用しないという企業まで現れています。
これは時代の流れとして仕方のないことなのかなと思いますし、未だに喫煙者である私は、公共の場ではでにおいが全くしない電子タバコを利用したりしています。どうしても紙巻きたばこが吸いたければ車の中あるとか、ともかく非喫煙者にご迷惑をかけない範囲で「嗜好品」を嗜んでいる次第です。

そのように中で、エアコンだけは稼働して当たり前、お客様への「おもてなし」をするためには、より風量を強力にして涼んでもらおうという傾向が(今に始まったことではないですが)続いています。でも、同じ空間にいる他の者にとっては、それは地獄以外の何ものでもないのです。そして、エアコンは地球温暖化現象に拍車をかけている張本人のひとつであります。また、エアコンが普及したために(つまり体が暑さを感じない機会が増えたため)汗を掻くことができない人が増えているようです。
そんな「健康被害」「地球破壊」を増長させているエアコンを、どうして誰も煙草のような「悪」だと訴えないのでしょうか?
何のためのクールビズなのでしょうか?

このエアコン必要な方々は一種の「エアコン中毒」と呼んでも差し支えないでしょう。その中毒者のおかげで体質に合わない人々にとっては、煙草を嫌った人々のように耐えがたいけどとりあえず耐え忍んでいるものとなっているのです。まして、悪質なのは地球破壊の手助け、大都市気温上昇の一助となっていることです。
煙草を吸うという「公共的な公共間」の問題ではなく、エアコン中毒は地球全体に影響を及ぼす問題なのです。
どちらがより深刻な問題なのかは、言わなくてもわかりますよね。

時々、。禁煙をしたら太り体重が増えたという人がいます。そういう方々は当然しっかりと皮下脂肪を蓄えているため、煙草の代わりに常にエアコンが必要となっているのではないかとも想像できます。

そんなわけで、私は「嫌冷嫌」を主張したいと宣言いたします。
嫌煙権の主張も、始まりはこんな感じだったと想像したいます。
本当に、本来エアコンは「暑くて熱中症などにならない程度に室温を下げれば」いいことのはずなのですが、いつの間にか、「寒い」方が「おもてなし」している気分になったようになっていたり、平常時でもエアコンを付けなければどうしようもならない「エアコン中毒者」を産んだり、じわじわと地球温暖化を増長している。また、エアコンによる健康被害を受けている者もいる。


さて、そんな中であなたはまだまだエアコンの温度設定を低くすることができますか?





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新しい元号が「令和」になりました。
たぶん皆さんと同じように、まだこの言葉に慣れていないために、どうしても違和感を持ってしまうのですが、そのうち慣れて来るでしょう。

さて、この「令和」という元号を知った時、改めて過去の元号を遡ってみたら、ある共通点を見つけました。それは本当にどーでもいいことなのですが、タイトルの「どーでも」と同じように、伸ばして読んでも日常的におかしくないものが多いことでした。

今回の令和は「れーわ」、ここから遡ると、平成は「へーせー」、昭和は「しょーわ」、大正は「たいしょ―」、明治は「めーじ」。つまり、明治以降は母音が必ずあるため伸ばして読んでもそれほど違和感がないのです。
それ以前の江戸時代はというと、有名な元号では、慶応は「けーおー」、文久「ぶんきゅー」、安政「あんせー」、天保「てんぽー」、享和「きょーわ」、寛永「かんえー」等々。

母音が使われているとこのように読めてしまうため、「どーでもいい話」になってしまうのですが、結局慶応から令和まで6時代続けて伸ばして読める元号になるとは、日本の歴史の中では珍しいことではないことでしょうか。元号を全部調べたわけではないのですが、長い江戸時代でも6時代続けては1度しかないようです。

まぁ、そんなことはどうでもいいのですが、最低でも平成時代のように、外国と戦争が決して起きない時代になってほしいですね。
政府に命「令」されて、昭「和」の太平洋戦争のように、多くの国民の命が消えて行くことがないように祈っています。




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平成を振り返るというテレビの特番が各局で毎日のように放映されている。
それらを見ていると、特に地震による大規模な災害が幾度となく日本を襲い、非情なまでにも一般市民から死者を出したものだと改めて認識した。
地震の恐ろしさ、僅かの時間で容赦なく人の命を奪うというどうしようもない事実、そして生存者たちのそれからの生活。私たち北海道人も昨年全道を巻きこんだブラックアウトによって、たった1日か2日電気が使えないだけで、通常生活に戻ることができるのに1週間以上を要したことで、それ以上の不自由な被災生活を送っている方々のつらい思いのほんのわずかだけかもしれないが、少し理解できた。

だが、地震は人間が起すものではない。自然という地球の大きな力が働いて起きてしまうものだ。その脅威の前には、人間の知恵などはほとんど役に立たなかった。しかし、恐ろしさという点では、自然現象よりも、人間自らが起し、同じ人間を地獄の底に陥れた方が自然とは違った意味でとても恐ろしかった。
その代表的な平成の事件は、やはりオウム真理教の地下鉄サリン事件だろう。

この事件、当時の仕事が休みだったのか、どういう理由だったのかは忘れたが、発生直後のニュースで知ることができた。まだ状況や毒物の成分などがわからず、ただ、人々が倒れ救急車で搬送される慌ただしい東京の風景の第一印象は「戦争が起きたのか?」そういう恐怖を覚えた。この平和な日本という国の中で、これほどの大規模な犯罪が起きるとは、当時は考えることもできなかった。
そう、人が人に手を下したのだ。それも何も関係のない人々を巻き添えにして。いくらバブルが崩壊して混乱から立ち直れない日本の社会状況だったとはいえ、「私が信じている日本人」が同じ日本人に対してそんなことをするなど信じることはできない。そういう意味で、私にとって平静で最も衝撃的だった事件はオウム真理教の地下鉄去りに事件だった。

しかし、また、とても素晴らしいこともあった。それは平成の間、他国との戦争がなかったことだ。明治以降ずっと戦争していた日本だったが、「平成」という字の如く、バブル崩壊・リーマンショックなどの経済的苦境がありながらも、他国と戦争しなかったのは喜ばしいものだった。
そう、明日新元号が発表されるが、新元号が何になるか楽しみに待っていられるということは、平和である証拠なのだ。天皇崩御によって新元号にするとしたら、今のように楽しみにすることもできなかったはずだ。そういう意味で、平成天皇の決断(願い)は平和であった平成を締めくくるには素晴らしい提案だったと思う。いずれにせよ、どんな元号になるかわからないが、次の時代も平和が当たり前という時代を私たちが築き上げて行かなければならない。それは全て私たちの肩にかかっているはずです。



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先日、建築基準法違反で大きな社会問題化したレオパレス21。
賃貸アパート経営市場がバブル時代から安定的に推移した中で規模を拡大し続けた企業だ。バブルの頃は、賃貸アパートはどんなものでも建てたら売れるという時代だった。不動産を売却して得た大きな利益で賃貸物件を購入し、節税対策と賃料収入を得ようとしている者にとっては「美味しい不動産」であった。その頃増収増益で業務拡大した不動産会社のいくつかは株式公開で更なる資金を集めようとしていた。しかし、どこの誰なのかはわからないが、違反としては大きな被害にもならないような微小な宅地建物取引業法違反で摘発され、いくつも会社がその道を絶たされたのだった。だが、レオパレス21(当時の社名は株式会社ミヤマ)は業界内の足の引っ張り合いをかいくぐって店頭公開・上場を果たした。

正直言って、昔はそれほどレオパレス21のイメージは悪くなかった。経営持続が難しい単身者向けアパートの分野で業績を残していることは、それなりのノウハウを持っているのだろうと思っていた。上場したことにより、社会的責任も大きくなり、それなりの品質のものを提供しているとばかり思っていた。ところが、この度の問題で、レオパレスお前もか、という残念な思いとともに、10年以上前に私自身が経験したレオパレス21の営業マンとのやりとりを思い出した。

その頃私は不動産会社に勤めており、転勤で苫小牧で仕事をしていた。不動産仲介が主の仕事であり、そのためいくつもの土地や建物の売却依頼物件を持っていた。この売物件を持つということが大切で、これがなければ商売にならないため、不動産所有者との関係も良好に保つことも大切な仕事の一つであった。
そんな中、ある日の午前突然(確か土曜日だったと思うが)レオパレス21の営業マンから会社に電話がかかって来た。売り土地に対する問い合わせだった。その土地の担当は私であったため電話を替わり話を聞いてみると、東京から投資物件用地(この場合投資アパート建築用地)として私が担当している土地が買い希望者の目に留まり関心を持っている。そこで明日その人が苫小牧に行くので、現地を見て気に入ったらその場で契約したいとの話だった。
私はこの話に驚いた。簡単に契約と言うが、賃貸物件の契約とは異なり、売買物件の契約は重要事項説明にも詳細で繊細に作り上げなければならない項目多々あり、そんなに簡単にできるものではない。また、土地を見て気に入ったからと言っても、その場で売主に連絡し、今すぐ契約があるから事務所に来てくださいなんて、あまりにも失礼で、そんな要請もできない。あるいは、契約があるかもしれないからずっと自宅で待機してくださいなんてとても言えない。まで本当に買うかどうかもわからないのに、そんな約束なんてとてもできるものではない。
そのような理由で、私はレオパレス21の営業マンに対して、不可能ですと答えた。相手は仕事にならないのが面白くないようで、めんどくせーなみたいな声で渋々電話を切ったが、今度は午後、確か夕方だった記憶しているが、今度は、お客さんがその後検討し、間違いなく買うので契約の準備をしてほしいという内容だった。それも高圧的な口調での話だった。

私は一瞬それでは準備をという気持ちにもなったが、すぐに冷静に脳内を切替え、まだ現地を見てもいない人の話で売主さんにきちんとした話として伝えられることができない、ということと、現実的に重要事項説明書と契約書をたったの1日で問題のないように作成できないというさきほどと同じ理由で断った。東京の人から見ると苫小牧の低価格の土地は、もし投資物件として失敗に終わったとしても大した損額ではないと思うのであろう。だから、図面上・ネット上だけで決めてもいいと考えたのかもしれない。レオパレス21の営業マンも、1日しか時間の取れないお客さんにできるだけのお膳立てしておき、アパートを建ててもらい営業成績にしたいという思惑もあったのだろう。その気持ちは同じ営業ょやっている人間としてわからないわけではないが、あまりにも無茶でいい加減で相手に対する配慮がない、とてではないが受け容れられ話ではなかった。もし、そのような話をするなら、遅くても1週間前に問い合わせがあってもいいものではないか。それならまだ話としてできないわけでもない。準備もできないこともない。しかし、話が来たのは前日だ。とても東証1部上場企業の社員がやる仕事ではないと思えた。

結局、この話を私の段階で断り、売主に伝えることはなかったが、それから少ししてから、別の普通に現地を見た方から気に入ったと申し込みをいただき、普通にちゃんとした段取りのもとでちゃんとした契約をすることができた。レオパレス21の話を受け容れたとして、結果どうなっていたかはわからないが、少なくとも売主さんには後からの普通の段取りでの契約で、無理のないきちんとした売買が成立できたと思った。自分の立場は、売主・買主の中間に立ち、どちらか一方だけが優遇される契約を阻止することも大切な仕事のひとつだ。多くの「きちんとした」不動産仲介業者は同じようなことをやると思う。そんなことはレオパレス21の営業マンもわかっていてもおかしくないはずなのだが、地方都市の安い物件だから何とでもなるだろうとたかをくくっていたのだろうか?
その理由はわからないが、その時、あぁ、レオパレス21の社員の体質とお客さんの体質はこんなものなんだと思った。そして、今回の問題。こういう体質の会社では営業利益を優先したら、今回の違反もあり得るだろうなと思った。

優れた仕事をする人は、きちんとした相互理解と段取りをしっかり取り、話を進めて行くものだ。それは大都市だから地方都市だからといっても変わらないものだ。仕事柄色々な会社の社員と接することがあったが、少なくとも上場企業の社員で、このような無理難題と押しつけ的な話の進め方をしようとしたのはレオパレス21だけだった。不動産の仲介は、土地というひとつの商品の売買と考えている人も多いと思うが、最終的には人と人との交渉が最も大切なものなのだ。決して工場で製造されるものとは全く違う。どんなに優れた物件があって、それを買いたいと申し込んできた人間が、売主がこの人は嫌だと言えば契約は成立しない。
そう、人と人とをスムーズに結びつけるのが不動産仲介業の最も大切な仕事なのだ。





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先日、報道などで出資法違反の疑いとしてケフィア事業振興会が家宅捜索されたことを知った。同会は昨年9月に破産しており、出資した方々に未払いの配当はもちろんのこと、元本の返金もかなり難しいと思われる事件のようだ。この事業主が最初に手掛けた事業であるヨーグルトの通販を私の家では、約15年以上前あるいは20年近く前に購入していた。
当時、ヨーグルトというものは、自宅では決して作ることのできない、あるいは相当しっかり調べて材料を調達した人しか作れないものだと思っていた。ところが、ケフィアは、その難しい自宅製造をキットを利用してできるようにして売り出した。当時、それはとても画期的だった。キットには容器とその容器を覆い一定の温度で温める加熱シート(電気毛布のとても小さいものだと思っていただければいい)とヨーグルトの菌と糖。これだけで気軽に自宅でヨーグルトを作ることができたのです。
味は、市販のヨーグルトとは違い、酸味が少なく、自家製であるので糖分も調整できたため、これを購入してからは市販のヨーグルトをわざわざ購入することが無くなった。通販であるため、無くなる前に再注文をしなければならないという面倒さがあったが(これは妻がやっていたため、実質私の作業はなかったが)、自家製のヨーグルトというものを毎日楽しく食していた。

作り方はとても簡単だった。一定量の牛乳を容器に入れ、次に菌を牛乳にふりかけ、蓋をし、加熱シートで包み、シートに着いているコードをコンセントに差し込み、一定時間そのままにしておく。これだけでヨーグルトができる。できたらシートを外し、冷蔵庫で冷やすと、翌朝の食卓にはヨーグルトが器に盛られているという具合だった。
この繰り返しは何年か続いた。食べていた私は、正直言って(今この事件があったからという訳ではなく)特別美味しいとも思っていなかったし、だからと言って不味いとも思っていなかった、つまり特別な不満があったわけではなかったため、日常生活の一部としてほぼ毎日食していた。

ところがある日、ケフィアから一通の手紙が送られてきた。それは、(何だったのか今となっては覚えていないが)ケフィアが新しく開発する食品の原料のオーナーにならないか、というものだった。一口1万円くらいのものだっと記憶しているが、これを始めて読んだ時、この会社大丈夫か?と疑念を抱くようになった。このあたりから私はケフィアヨーグルトへの楽しみが薄れて来たと記憶している。しかし、その時は「ふーん」程度でおさめて、引き続き注文をしていた。
だがその後、転勤などで生活環境が変わり、色々ばたばたしているうちに、自然消滅的に注文をしなくなった。

さて、ここで何が私にとって問題だったかというと、もしケフィアヨーグルトが生活環境等が変わったとして、なくてはならないほどの生活必需品となっていなかったことと、どうしてエンドユーザーから資金調達をしようとしたのかわからなかったことだ。
何年かずっと利用していて、味が向上したとかということはなかった。それは大問題ではないのだが、(たぶん)ある程度好評を得てそれなりの売り上げがあったと思われる会社が、なぜエンドユーザーに資金調達の勧誘をするのか理解できなかった。それは、スーパーで何かの食品を買って、家で袋を開いてみたら、「オーナーになりませんか?」という文書が入っていたのと同じ感覚だった。そんな会社は怪しい。私にはそう思えて、好感度がかなり下がってしまった。
もちろんわが家ではオーナーなどならずに自然消滅したため被害に遭うことがなかったのだが、今回、この事件が起こって改めてこんなことを思った。

「本業で勝負せずに、策だけに頼ってしまうものは、いずれ滅びる

ケフィアは、たぶん成功したであろう自家製ヨーグルト材料の進化に重きをおかず、金だけに目が行ってしまったのだった。しかし、世の中で長年成功している事業の多くは、本業をより進化させようと企業内で努力を怠らないものだ。ある程度のPR等の策も必要だが、それは本業の製品が良くなければ、効果は一時的なものにすぎなくなってしまう。

このようなことは、私たちの身の周りでもよく見られることだ。例えは、街を活性化しようという論議をする時、必ず「イベントをやろう」という言葉を耳にする。それ自体は悪くはないが、先ほどの例で言うと、製品のPRのためのイベントであって、製品そのものが良くなるわけではない。大切なのは製品そのものだ。これを街に置き換えると、街そのもののを変えずにイベントばかりやっても著しい効果はない、ということだ。
西部地区では色々なイベントが行われる。それはそれでいいことだが、だからといって、そのイベントによって西部地区の人口が増えたかどうかとなると否である。今も高齢者の死亡により自然減が進んでいる。

改めて言う。策ばかり考えて、本体そのものの質の進化をしようとしなければ、いずれ滅びる。そんなことは今まで60年間色々な所でいやというほど見て来た。もうたくさんだ。同じ過ちをこれ以上繰り返してはいけないし、その策の刹那的な魅力に溺れてもいけない。

「理想とするのは、PRしなくても、自然と人が関心を持ち実際に行動を起こしたくもの」

それを目標とした姿勢でとりかからなければ、「良いもの」は決して作れない、そう思う。



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昨日、ソフトバンクの通信が約4時間半不通になったとニュースで知った。
即日はイレギュラーの休日であったため、電話もすることもなかったため、docomoユーザーの私にとっては、影響はなかったのですが(誰かソフトバンクユーザーが私に電話をかけようとして断念した人もいたかもしれませんが)、ともかく少なくとも個人的には困ることはなかったのですが、ソフトバンクユーザーはパニックになったり、計り知れない不便を経験したことでしょう。ニュースでもユーザーインタビューでもその混乱ぶりが報道されていました。

そのインタビューの中には、仕事でアポを取れなくてやっと公衆電話を見つけて電話したものの、開いてもソフトバンクユーザーだったため連絡が取れず、結局アポなしで直接相手企業に行くことにしたという切羽詰まったものもあれば、10代と思われる女性が写真を撮ったけれど、インスタにアップできなくて困っているという、・・・・まぁ・・・・・この歳の私からするとつながった後からでもいいのではというところで困っていましたが、彼女たちにとってはそれが大切なことなんだろうなと思われることや、いつもスマホの地図で道案内をしてもらっているので、仕方なく駅前の道案内図で確かめている方々も見受けられました。

普段当たり前のように使っているものが使えなくなると、そのありがたみがよくわかるという意見もありました。しかし、私に関して言えば、やっとスマホに替えて自分でももっと活用範囲が広がるのかなと思いきや、携帯を見る機会は極端に減りました。契約してい通信容量は5GBなのですが、1か月でわずか2GB台という程度で以前よりも使用頻度は減少したのです。その理由を深く考えたことがないため、原因はわかりませんが、ともかく日常的にスマホを携帯しても、電話通信以外はあまり使っていないのが如実に表れています。

さて、そんなそんなスマホですが、私は情報をスマホに集中しないようにしています。例えば、地図検索もできるだけアナログの紙地図を見るようにしています。古い自動車に乗っているためもあり、車にはカーナビもなくスマホの現在位置情報から目的地へのルート案内という便利な機能もあるにも拘らず、ほとんど利用していません。特に函館市内を走る時には、全く使っていないと言っていいでしょう。それは、もちろん函館の道に慣れているという理由もありますが、一度ナビを使うと道を覚えることができなくなるからです。ナビを確かに便利ですが、人間に「考えさせる」という作業をしなくても済むようにさせてしまったのです。函館全体の地形、幹線道路はどのように走っていて、ある地点から目的地までどの待ちや道路を使って辿り着けばいいのか、それは自分の頭の中にある地図が一番確かです。
実際、ある街に転勤にして、その街を確実に走って仕事をするためにナビを使ったら、市内の道がどのような組み合わせ・経路・前後関係になっているか全く覚えられずに、結局ナビを使用せずに「紙」の地図で路を覚えた方もいらっしゃいます。

また、買い物もスマホではなるべく支払わないようにしています。もしもスマホを紛失して、あたふたしているうちにペイシステムをスマホに集中させている、誰かに使われてしまうかもしれません。まぁ、その場合クレジット会社も対応策を考えてくれているでしょうが、プリペイドカードなどはまだカードにしています。
私はiphoneを使用していませんので、Apple Payは当然使用していませんが、それに似たようなPayシステムも導入していません。
なぜなら、便利なものにはそれと同様の失うものがあるからです。
例えば、先のカーナビ。人間が持っている脳の能力を確実に低下させます。地図という図形と実際に走って得る線との融合の繰り返しで、場所の位置関係をインプットするという脳の作業を必要とせず、点と点を結ぶだけでその途中からちょっと外れた道路や街並を経験することができなくなり、脳内で街全体を俯瞰することができなくなってしまうのではないかと思いまする
種類は違いますが、私も30代前半までは通常の計算は暗算で行ってお客様に説明していたのですが、ある先輩から「暗算が得意なのは充分わかるけれど、お客さんに金額の話をする時は電卓でちゃんと数字が出ている方が安心してもらえる」と教えられ、お客さんに信頼してもらうためにはその方がいいだろうなと計算は全て電卓でするようになってから、暗算の能力は着実に下降しました。今ではこんな暗算もできないのかと自分でも情けなくなるくらいの程度です。

テクノロジーのおかげで色々便利になっていますが、アナログなこともして行かないと最新なものを駆使しているようで、考える力はどんどん衰えてしまうのかもしれません。先日自動車のタイヤがパンクしてスペア用のタイヤにとりあえず交換するという作業ができない男性がいました。何かあったらガソリンスタンドでやってもらう、と話していましたが、以前オイル交換も自分でやっていた私にとっては信じられないことでした。
最後に再び述べます。便利さは人をどんどん無能にしていきます。たまには体や頭を使ってアナログなことをやることが必要ではないかと、還暦を迎えたおじさんは思うのであります。


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えー、長く生きていますと、ついこの前まで子供だと思っていた若者がいつしか大人っぽくなってびっくりしたりすることがありますが、企業も同じように北海道のローカル企業だと思っていたら、いつの間にか全国展開していたり、道外での認知度が高くなっていたりした企業があります。

そんな企業を思い出しながら、ちょっとした逸話を交えながら並べてみるのも面白いと思いまして・・・・、まぁ、あまり役に立たないかもしれませんが読んでみてください。

1.ホーマック  昔は札幌で石黒ホーマという名前で営業していましたが、ホーマックに名称変更をしてから急速に全道や本州にも店舗拡大されましたね。東北でホーマックを見つけてしまうのも不思議な光景ではなくなりました。

2.ツルハ   札幌が発祥かと思っていましたが旭川の薬局だったのですね。気が付いたらいたる所にツルハが(笑)ちなみにホーマック同様イオングループの提携店であることも注目。

3.アインファーマシーズ  アルバイトの女性の提案で札幌中心部に前例のないドラッグストアと化粧品・雑貨をお洒落に陳列したお店(アインズ&トルぺ)を作り、売り上げが急成長。その後アインズ薬局が全国売上No.1の調剤薬局店に躍進。

4.ニトリ   似鳥家具店が発祥。今はわかりませんが、北区のわかりやすい場所に社長宅があり、何となく親しみを持って見ていたが、バブル崩壊の倹約ブームの中、それまで嫁入家具の相場が50万円だったのに対して゜、ニトリであれば20万円でそろえることができると全国的に店舗を拡大。資材となる木材の海外直接購入などの独自の営業展開で全国規模に。

5.びっくりドンキー  札幌の一部で店舗数が少ない頃は、「ドナルドダック」という名のハンバーグレストランでしたが、店舗拡大していくうちに、たぶんこりゃまずいと思ったのでしをょうか、びっくりドンキーという名に変更になりました。会社名もカウベルカンパニーからアレフになっています。ちなみに、今はどうかは知りませんが、壁などに使用されているガラクタのような建材は社長自ら探して持ってきたものだそうです。

6.六花亭   函館市宝来町に総本家がある千秋庵の帯広店としてスタート。当時、まだ小さな会社だった頃、従業員が全員持家を建てたのを確認して、やっと社長が自宅を建築したという従業員を大切にしている会社。全員建てるまでは社長はアパート暮しだったそうです。

7.石屋製菓  40年近く北海道のお土産の定番として揺るぎない知名度を持つ「白い恋人」。創業者の二代目である石水勲氏はアポが取れないことで有名でした。コンサドーレ札幌は石屋製菓のバックアップがなければ今活躍できていなかったかもしれません。

8.LeTAO   驚くなかれ本社は千歳。千歳で作りながら小樽をイメージするRUTAOというブランドで営業展開したのは、企業の柔軟な発想が窺えます。今やお土産にしたいもの全国No.1になっていますね。

その他・・・・函館では元北日本信販が現在のジャックスであるとか・・・・・雪印・・・・・・サッポロビール・・・・・などもありますが、ここ何十年かで飛躍的に有名になった企業だけを列挙しました。
あっ、函館がない・・・・・・・。琴似発祥のつぼ八を忘れていた・・・・・。




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来年の消費税増税での減税(現状維持)案の中でキャッシュレスでの支払いは2%減税というものがあるのは皆様ご存知だと思います。
それが本当にいいのかどうか(クレジット支払いによる販売側の手数料負担等を含めて)、そのことについては何とも今の段階では言えませんが、新消費税制でキャッシュレス支払での優遇があるかどうかに拘らず、時代の流れとしてはキャッシュレスの方向に流れて行くのは間違いないと思います。

そこで、このブログでは極めて珍しいのですが、私が日常的に利用しているキャッシュレス決済とそれを利用することによって生じるポイントの相乗効果についてお話ししてみたいと思います。

なお、私の話はそれほど所得の多くない一般庶民の策であり、そんなのいちいちやるのは面倒くさいというお金持ちの方々には参考にならないと思いますので、その点をご了承くださいますようお願いします。また、これはあくまで私の生活指向上での使い方ですので、全く参考にならない方もいらっしゃる方もいることをお断りしておきます。

前置きが長くなりましたが、私がキャッシュレスとポイントについて関心を持ったのは、最初はカメラをネットショップで購入するために色々調べ始めたことから始まりました。どうしても店舗で価格調査をしますと、ネットで販売されている物が安く、しかも送料無料ということであればそちらに関心が移ってしまいます。そんな価格比較ををして、いざ購入しようとすると代金決済をどうしたらいいのかという問題に直面します。そこで私はクレジットカードを作り決済することにしました。すると、そのサイトで購入すると付帯してくるポイントもつき、また、クレジットカードを使ったことによって、その金額分のポイントもついてまいります。
例えば、実店舗で35万円で販売しているカメラが、ネットで30万円でなおかつポイントがそれなりに着いてくるとなると、そちらで購入する方がいいに決まっています。もちろん家電量販店でも独自のポイントが付加されて貯めることができますが、楽天などの大手ポートサイトであれば、付与されたポイントで違うものをポイントを使って購入することができます。しかし、これもまた、主に楽天市場等の楽天グループでしか使えない場合があるため、特に買いたいものが無い時、ポイントが執行してしまう場合があるのが欠点でもあります。

それはチャージ式のカードにも言える部分があります。セブンイレブンのnanakoカードは、セブンイレブンやイトーヨーカドー以外は使えるものは限られています。また、nanakoでポイントが付くのはカードにチャージして使用して初めてポイントが付くわけで、現金支払いをしてnanakoカードを提示してもポイントになりません。商品の価格にはセブンイレブンだけではなく、どこでも付与されたポイントが消費されたとしても利潤が発生するようにしているはずですので、現金で払ってポイントが付けないというのは、セブンイレブンの利益に貢献しているだけで、現金で払うと、逆に払わなくてもいいお金を実は払っているということになります。そして、これもまたポイントを使用できるのはセブンイレブン系列の店舗に限られるシーンが多いのが欠点です。つまり、ずっとセブンイレブンを利用しないといけないという不自由さがあります。

そこで私が最近特に利用しているのが、Pontaカードです。そう、ローソンのポイントカードですが、最近、スマホのおさいふ携帯昨日の中に、Pontaポイント機能ができましたので、スマホを読み取り器にかざすとカードをスキャンしたのと同じことになり、ことつ財布からカードを減らすことができました。このPontaポイントは現金で払っても何で払っても必ず付与されるものですので、ローソンしか使えないカードを持つ必要がありません。私が今使っているのは、docomoのD CARD PREPAIDというものです。スマホのキャリアがdocomoであるため、当然毎月のモバイル料金支払いの際にdポイントが付与されるのですが、このカードを利用するとそのdポイントに地道にですが、加算されて行って今では2万円以上のポイントが貯まっています。それを、d CARD Goldの年会費の支払時期に、docomoからの請求額から相殺すると、年会費を払ってもかつ通常の通信料金もかなり安くなるという利点があります。
しかも、このd CARD PREPAIDは楽天のedyやnanakoのような、あるいはWAONカードのような単なるチャージして決済しポイントを得るというものだけではないのです。d CARD OREPAIDはMasterカードと提携しているクレジットカードであるということです。例えばedyでデパートで買い物はできませんが、Masterカードが利用可能なお店であればd CARDが使えないところでも利用できるのです。もちろん購入する分だけの金額がチャージされているというのが前提ですが。
ちなみにこのプリペイドカードの1日のチャージ限度額は30万円となっていることから、クレジットカードの前払いという機能が高いことが理解できます。実際にd CARD PREPAIDで代金決済をしますと、領収書にクレジット決済という言葉がプリントされてきます。edyやnanakoではこのような文字は出て来ません。つまりクレジットカードの後払いか先払いかの違いだけということになります。これはDebitカードも同等の性質を持っていると言えるでしょう。参考までに、D CARD PREOAIDのカード発行元はNTTファイナンスではなく、三井住友カードとなっております。

さて、話をPontaカードに戻しましょう。Pontaポイントの最大利用上のメリットは、提携先が多いということでする私は年に何回か旅行に出かけますが、基本的にはじゃらんで宿を予約しています。そしてじゃらんで予約して泊まったら、ポイントが付きます。その時JALを利用すると、マイルをPontaポイントに移行することができます。それと日常ローソンで購入して得るポイントを合わせて行くと、何か月するとけっこうなポイント数になっています。そしてそれを使って気が向いたら次の旅行に少しでも安く行けるように利用します。この繰り返しをここ何年か行っております。参考までに、昨年東京に行った際は航空機と宿のパックで約10万円の所を貯めたポイントで7万円台で行くことができました。

最初にお話ししたように、人によって生活の指向が違いますので参考になるかどうかわかりませんが、このようにして、もともとどんな支払い方をしても、その料金に既にポイント分として計算されて要る部分がある以上、それを利用しないということはもったいないことだと思います。それであればポイントを貯めて何か自分の好きなことをするために、あるいは買うために、あるいは給料日前でふところが寂しい時に、そのポイントを使うということは、一般庶民にとっては大変助かるものだと思います。

ちなみに私は、個別のお店で発行しているポイント券(食事する度に判を押すという、あれは一切財布に入れていません。なぜならどこのお店で食事をするかはその時の気分で決めたいからです。そのに行かなければ付与されず、そこでしか使えないものに束縛されたくないとうのが正直な考えであります。
たぶんこれからは一つのポイントで他のポイントとも互換性を多く持ち、スマホにまとめることができて、カードもプリペイドカードやデビッドカードのようなものが台頭してくると思います。それらを上手く使いこなすと、増税後の実生活へのささやかな知恵として活用できるかもしれません。



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今、テレビの報道番組で必ずと言ってもいいほど特集を組まれている、積水ハウスの五反田の物件が舞台となった詐欺事件について、たまには本職の立場から話してみようと思います。

まず、皆さんは天下の積水があんなインチキな集団にいとも簡単に騙されるものなのかという疑問を持つと思いますが、それが可能性としてあるのが不動産の流通市場なのです。その理由が今回のタイトルである「怪しい不動産こそ魅力がある」故にあるからなのです。
可能性と申し上げたのは、私が実際に行ったことがないからで、もちろん実際にやったことがあったのなら、ここでこんなことを話し始めることはできるはずがないわけですが、ともかく経験上その「可能性」があるのは理解できます。だが、今回のように事件として取り上げられ、本格的な捜査が入らないという運があったらという前提での話ですが・・・・・。

その「可能性」の手段・方法は、ここでは話しませんが、ひとつだけその可能性を高くできるものをお話ししますと、公的証明書を精緻に偽造できる技術です。これがあれば、(運が良ければ、あるいはその物件を取り巻く状況に隙が生じていたなら)詐欺は事件とならない可能性があります。
それをお話しするのが今回の記事の目的ではありませんので、これ以上はお話ししませんが、そもそも何となく怪しそうな人物たちにどうして騙されたのかにはある理由があります。それは、希少価値の高い物件ほど表に出回らないからです。例えば、皆さが普段通りにいつもの道を通っていたある日、今まであった建物の解体が始まり、「売物件」という看板も何も立たずに、そのうち新しい建物の建築がはじまっていた。こんな経験は誰にでもあるでしょう。このような物件は不動産業の世界に身を置いていても気が付かないことが多いのです。いわゆる「水面下で動いていた物件」だからなのです。

このような物件は意外と多いものです。たまに、この不動産会社、お客さんが全然来ていないのに商売やっていけてるの?と、疑問を持ってしまう会社を見たことがありませんでしょうか?そのような中で水面下で動くことを専門に行っている会社があるのです。
さて、どうして水面下で動く物件というものができるのかと申しますと、よくあるパターンが、企業所有である物件です。不動産業でも何でもない企業が、自ら所有する不動産を売却したいと思っていたとします。その理由は色々あるでしょうが、それはそれとして企業が最も怖れるのが、売りに出ているのが表面化して、「不動産を売却しなければならないほどあの会社経営状態が芳しくないのか?」という風評被害であります。本当に経営改善のためだとしても、不必要な疑念を第三者に与えるのはどの企業も好ましいものではありません。ですから、水面下で売買を成立させることができるような不動産会社に依頼をするわけであります。
こんな経緯で売りに出された物件ですから、当然その情報自体希少価値があります。この情報はとても大切に扱われます。こういう物件を購入する可能性のない所には、任された不動産会社は決してその情報を流したりいたしません。私も同様のことをしておりました。まず検討の開始もしない企業等には持って行きません。その鼻をきかせるのが担当者の役目なのですが、そういう情報がたまには今でも私の所に流れてきたりします。函館の物件が東京の某大手不動産会社から。

そのような情報活動の中から上手くマッチングできたら、私たちの知らないうちに売買契約が成立されていることになります。
もちろん私もそのような販売方法で契約を成立させたことがいくつもあります。例えば、とても気になる空地があったとします。そこで登記所でその土地の所有者を調べて、時には直接訪問して、時には電話して、どちらもできなければ手紙を送付したりして売却の意思があるかどうかの確認(あるいは交渉)をします。その中で明確にいくらで売るという金額を提示されたわけではないが、「欲しい人がいたら売ってもいいですよ」という返答があったらそれは「水面下での売物件」になるのです。ただしこういう場合は、明確な販売金額は所有者のとの間では確認できない場合があります。所有者としてはできるだけ高く買ってもらった方がいいに決まっていますので、あえて価格を具体的に話すことはありません。
ではどのように販売したらいいのか?よく私たちは住宅地図の該当物件の箇所にサインペンでしるしをつけて、○○○㎡(○○坪)という数字を手書きして、せいぜい測量図程度のものを添付して検討してもらえるだろうと思われる所にその情報を持って行きます。

これは、ネットで簡単に売物件を調べることのできる現代の流れとは正反対のことです。しかし、情報に埋もれている時代だからこそ、このような物件の情報を提供すると相手側は強い関心を示すわけです。その相手側は、個人の場合であると、医者や会社経営者などのいわゆる高額所得者であります。そのような方々は一般的に流通されている物件にはあまり関心をもつことがありません。「ああ、あの物件、知ってるけどね、もっといい物件ないの?」という話になってしまうわけです。そのような方々に先ほどの地図に記しをつけただけの物件情報を持っていくと、「ここが売られることになるなんて知らなかった」という驚きと、市場に出回っていないという希少性から、もっと詳しい情報が欲しいという話になって行きます。
そこで、いくらだったら買いますか?という打ち合わせをして、売主の所に話しを持って行きます。ここで初めて売主が売りたいと思っていた金額がわかることが多いのですが、その金額と契約条件等を話します。これで多少の価格の際があったとしても双方が妥協できたら、どちらかが折れたら売買成立となります。その時、(木々和洋が売主の場合もそうですが)別に売るつもりはなかったのだけれど、どうしても欲しいという人がいたから売ってやったんだ、という言い訳を売主はできるのです。
買う側としては、立て看板があり、ネットにも情報が流れている「さらしもの」になっている物件ではなく、まるであなたのために用意された物件という魅力を感じてしまうわけです。

何度も申し上げますが、このような「水面下」物件は特に大都市部の一等地には多くあります。あるいは希少で価値の高い物件は、このようなものに多く存在します。それはどこの不動会社も知っています。だから、積水は策略にはまってしまったのでしょう。

表面に出ない怪しい物件ほど魅力があるというのは、こういう現在の不動産流通システムがまだ残っているからだしょう。でも、需要と供給のバランスが保たれている以上、「表に出ない物件」は今後も減ることなく「話」がその業界の中で飛び交うことになると思いまする
なお、最初の偽造等のはなし以外は違法でも何でもない取引のやり方であります。ですから、それを利用して「詐欺」の話にしていくことができるのでしょうが・・・・。



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